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『本日の浮遊』林ナツミ プレサイン会
category: event
 
今日は新刊『本日の浮遊』で話題の林ナツミさんのサイン会へと出かけた。


うだるような猛暑の中、なんて言葉がよく使われるけれど、
今日は本当に「茹で冬木」ができそうなほどの暑さ。

会場は恵比寿にある書店NADiffで、駅からだとちょっとある。
そして、この周辺はなぜか日陰が少ない。暑い。
また、すれ違う新聞配達やお弁当の宅配の人には女性が多い、
というのがこの街の特徴だ(完全に暑さによる思い込み)。

とにかく店までの道のりは極めて困難なものだった。



この店で『本日の浮遊』を買った人には、
サイン会に参加できる権利を与える。
そう書かれたピンクのチケットを手に握りしめ、
もうろうとした意識でなんとかたどり着いた。




会場には人がポツポツといる程度。
全部で5人くらいだろうか。
けっこう話題になっている本なのに、
こんなにもオーディエンスが少ないなんて・・・。
確かにこの暑さだし、仕方がない部分もあるけれど、
それにしても酷い!
日本の写真文化はどうなってしまったんだーーーー!

怒り心頭でサインの順番を待つボク。
著者の林さんの周りには数人のファンが取り囲み、
「この写真どうやって撮るルンデスカネ」なんてことを小声て聞いていた。

それにしても、前に並んでいる人たち、
サインをしてもらうにもなかなか本を出そうとしない。


「ちゃんとやろうぜ」


ボクはひとりごちた。

確かに作家とじっくり話せるいい機会ではあるけれど、サイン会だからさ。
まずはサインしてもらってよ。客がすくないからって甘えんなよ。
ボクは、プレッシャーをかける意味でピンクの紙を取り出し、
皆に見えるようにヒラヒラと見せびらかした。
「サイン会 29日14時〜15時半」と書かれた紙を。

・・・

・・・

・・・

ガビーン!! サイン会、明日でした。


しかし、汗だくのボクがよっぽど不憫に思えたのでしょう、
林さんは「今日のが空いててちょうど良かったです」
と笑顔でサインに応じてくれた。偉いぞ!(←何様だ!)


聞けば本来は在廊はあまりしていなかったそうで、
今日も短い間、ほんのちょっとだけ立ち寄ったところに
たまたまボクがやってきたとのこと。


やっぱな。
「持ってる男」と毎日家人に慰められているだけのことはある。
ボクってばヒキがいいじゃない、と妙な自信をつけたのであった。


つうわけで、
林さんのサインが欲しい方、まだ間に合いますよー。
もちのろんで、プリントも買えます!







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まぁ、仲良くしようぜ
category: -
 








ナニ? 俺とはシェイクハンドできないだと?









んじゃ、もう寝よ。





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まぎらわしい
category: 雑談
 
とある公衆トイレ。






用を足そうと思ったら・・・。




何か書いてある。






なんと、便器だと思ったものがシンクだった!


ギリギリセーフ!




にしても紛らわしすぎやしませんか・・・。
絶対毎日間違えてしちゃう人がいると思う。




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ヒツジシダ
category: オススメ書籍など
 
『もメンタム』最新号から始まった新連載
「清順のMOMENTUN植物図鑑」。



第一回は「ヒツジシダ」を取り上げた。






この植物の存在は17世紀にはヨーロッパでも知られていたようで、
ドイツのツァーンによる想像図が残されている。







シュール!!




でもこれ、何かに似てるなぁ〜って思っていたら・・・


これでした。





ブルックスブラザーズのロゴ「ゴールデンフリース」w



いや、まぁ、画像を並べてみると、明らかに違うんですが、
パッと見はなんとなく似ている。
ちなみにこのロゴは1900年前後に採用されているよう。




それにしても植物は本当に楽しい。
社会的にもブームの予感。

この連載では、植物の面白さを伝えながら、
その育て方まで紹介して行きますので、
今後もぜひお楽しみに〜。




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シェラネバダへのアタック
category: 登山
 

とうとう、この日が来てしまった。

ボクのような経験の浅い人間に、
こんなチャンスが巡って来るなんてことは、
微塵も考えたことがなかった。



憧れのシエラネバダへのアタック。



まさかそんな夢のようなことが現実になるなんて、
ボクには、今でも少し信じられないところがある。



最初にシエラネバダという言葉を聞いたのは、大学生の頃だった。
当時、アウトドアブランドのウエアを好んで着ていたボクは、
高円寺にあった古着屋で、1枚のパタゴニアのTシャツを手にした。
そのTシャツには、水彩で書かれたヨセミテの絵がプリントされていた。
描いたのは日本人画家の吉田博。
ボクはすっかりその絵の虜になり、気がつけばそのTシャツを
毎日のように着るようになっていた。



そんなボクにとって、長い間、
シエラネバダは憧れの対象でしかなかった。



それでも、「いつかは自分も」。



という思いがなかったわけではない。



しかし、それが簡単でないことは、
ボクにだって十分に理解することができた。



ところがである。
そのチャンスは、突然、しかも身近なところからやってきた。
チャンスとは、本来そんなものなのだろう。
近所である中目黒を歩いているとき、その出合いは訪れたのだ。



意外と思う人が多いと思うけれど、
中目黒は、山との結びつきが強い街である。
山好きお洒落ピープルが集うマウンテンリサーチやバンブーシュートに加え、
古書店カウブックスには、串田孫一をはじめとする山岳文学の傑作が並ぶ。



そんな中目黒がボクとシエラネバダを結びつけてくれたのは、
ある意味で必然だったのかもしれない。



休日の夕方、ボクは中目黒から大橋方面へと向かっていた。
目指す目的地は出口屋。
この界隈では名の知れた酒屋である。


店内に入ると、ボクはワインコーナーを抜け、
ビールの並ぶ冷蔵ケースの中に目をやる。
そのとき、隣の家人がつぶやいた。



「シエラネバダだ」



そう、目の前に鎮座していたのは、まさにまぶしいほどに光り輝く山の頂
的な存在、幻のビール「シエラネバダ」だった。


日本ではほとんど知られていない。
その理由は、製造元が日本嫌いなのか、それとも国外に出すのが嫌なのか、
とにかく、日本の輸入代理店がどんなに頼んでも、
決して輸出されることのないビール。
米国人のアイデンティティであり、憧れ。
その存在はまさにビール界のシエラネバダと言っても言い過ぎではない。
(そのまま!)



聞けば、出口屋では、米国人の営むレストランが、代理店を通じて
こっそり輸入しているものを分けてもらっているという。



ボクは迷った。

ボクのような、素人が、この憧れの地に足を踏み入れていいものだろうかと。


しかし、ボクはやらねばならなかった。
いつかヨセミテを登頂する日のために、
いまから、そのテイストをしっかりと頭と舌に
焼き付けておく必要があるのではないか!と思ったのだ。



ボクはポケットにあった、なけなしの500円を握りしめる。


もう、迷いはなかった。
そこには2種類のシェラネバダが並んでいたが、
アルコール度数的に、挑むべきルートは1つに限られていた。



ペールエール。




それ以外の、もう一方を飲んでしまった場合、最後まで飲み干すことなく、
ソファでビパークすることになりかねない。


次の日から、出張。

アルパインスタイルを良しとするボクには、
こんなところで、ビパークしている余裕はなかった。
単独無酸素で挑むボクには、起こしてくれる仲間はいないのだから。


もちろん、難関コースからのチャレンジに未練がないわけではない。

いつかはボクだって、と思う部分もある。

しかし、アルコール度数は低いにこしたことはない。


シエラネバダは決して甘くはないのだ。
フルーティではあるけれど、その味わいは複雑なのである。


しかし、かなり旨いね、このビール。









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安藤雅信 × 皆川明
category: event
 
「皆川明+安藤雅信 はねの器 ハナの器」展が開催されている。
7月18日まで。

2年前からはじまっているコラボレーションだけれど、
実物を見たことがなかったので、訪ねることに。

グランドハイアットからすぐちかくのところに、
あのようなスペースがあるとは知らなかった。


女子にファンの多いミナペルフォネンの皆川さんの陶器の展示販売
ということで、絶対に混んでいるんだろうなと覚悟していたのだけれど、
会場は思いのほか空いていた。


ギャラリーの人の話では、人気はスタンプもの。
安藤さん得意の白いプレートシリーズに、
皆川さんがデザインしたチョウチョのスタンプが押してある。
ボクはどうせなら、皆川さんの手書きの絵が入ったもののほうが
楽しいんじゃないかと思ったんだけれど、女性的には、
あの白いガーリーな雰囲気が受けているのでしょう。

銀彩を施した通称「三谷カップ」(木工の三谷龍二さんの作品から
着想を得たことからそう名付けられたらしい)も
手頃な値段と使いやすさで売れているようだった。
あれはいいかもなぁ。蕎麦猪口としても使えるし。


併設のカフェでは、皆川さんのレシピによるカレーが食べられる。




これは女子の好物、と、言って、しまっても、いいで、しょう。


ちなみに、このカレーが盛られている皿も作品。
今回の展示の代表的モチーフになっているもので、
2枚並べると、チョウチョのように見える。


これも女子が大好きと、言ってしまっても、大きな、問題は、ないでしょう。


既に、いくつかの作品は売り切れてしまっていた。
ギャラリーの隣にあるショップでも、手ぬぐいやら、
復刻バッグなんかが売られているのだけれど、
こちらも、既に完売が目立つ。

ということで、興味のある方は、

早めに言った方がいいと、言って、しまっても、いいで、しょう。













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『MOMENTUM』刷り上がりました!
category: オススメ書籍など
 

無事、『MOMENTUM』が刷り上がって来ました。


表紙は飛騨産業の「畳座」。
原研哉さんデザインのキレイな座椅子です。
撮影は今回も塚田直寛さん。





今号のテーマは「旅」。

インタビューは鵜匠の足立陽一郎さん。
文:いなもあきこ、撮影:阿部了
阿部さんは『おべんとうの時間』で有名です。


クルマ特集は小川フミオさん(文)×五十嵐隆裕さん(写真)、
時計特集は広田雅将さん(文)×古浦敏行さん(写真)
と、レギュラー特集も充実。


住宅特集は
「海別荘、山別荘」ということで、
中村拓志さん設計の「地層の家」をはじめ、
極上別荘が勢揃いです!
撮影は山口大志さん。楽園仕込みの美しいお写真となっております。


また、今号はいつもの豪華執筆&撮影陣に加え、
山口淳さんによる鞄の特集、鷲尾和彦さんによるクラフトページなども。
おかげさまでとても充実したラインナップとなりました〜。




連載は大好評の
伊集院静先生「ギンギラギンにさりげなく。」
(宮本敏明さんのベンツの写真がカッコいいです!)。

また、新たに「清順のMOMENTUM植物図鑑」が登場。
プラントハンターの清順さんが選んだ植物を、
塚田直寛さんの写真でガツンと紹介します〜。




えっ、これが植物? って感じですが、
「ヒツジシダ」という名のれっきとした植物です。
最初、これを花宇(清順さんの会社)の温室で見たときには
本当に度肝を抜かれました。


どんな植物なのか・・・、それは本誌にてご確認ください!!!



ちなみに、我が家にもやってきましたヒツジシダ。




シュンギクのよき友になっています。



ほかにも充実した記事が満載。
読者の皆様、到着をもう少しだけお待ち下さい!












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チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー
category: 雑談
 今年も日経ビジネスオンライン主催、特別協賛リシュモン ジャパン カルティエによる「チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー」が発表されました。 受賞者は 【経営・マネジメント部門】 小松真実 氏(ミュージック セキュリティーズ 代表取締役) 【研究者部門】 高井 研 氏(海洋研究機構 ディレクター) 【クリエーター部門】 中田ヤスタカ(capsule)氏(音楽プロデューサー)




写真左から
小松氏、クリストフ マソーニ氏(カルティエ)、高井氏



小松氏は12年前に独立した時に買った時計がカルティエ、10年前はじめて記事に取り上げられたのが日経ビジネスという奇遇。最近では東北支援ファンドで話題になることの多い氏ですが、なんとボクと同い年! だいぶん差がつきました(カルティエの時計も持ってないし)。 高井氏は恥ずかしながらその存在を今日の今日まで知らなかったのですが、なかなか興味深い人。生物の生存限界を調べているそうですが、その技術応用的なものには興味がなく、純粋にその原論部分を追求しているそうです。応用研究のほうが儲かりそう、なんて思ってしまうボクには絶対にできない研究だなぁとw 中田氏は授賞式にはいらっしゃいませんでしたが、動画による登場。パフューム、きゃりーぱみゅぱみゅなどのアーティストをプロデュースする氏ですが、その言葉が一番ささりました。
その内容とは 「みんながいいと思うものはこういうもの」と 会議を通すために企画を出す人がいるけれど、 その「みんな」というのに自分が含まれているのか? そうやって言い訳をして、自分が作りたいものを諦めてはダメ。 自分が心からいいと思うものを作り、 それをどうやったら皆に伝えられるかを考える。 それこそがクリエーターに求められる資質だ。 というようなことだったと思います。 (かなり高藤訳入ってますw)

実際のコメントはこちら
自分がいいと思うものを作る。 そして、その存在をみんなに知らせるための努力を惜しまない。 そうすれば、いいものがちゃんと売れる。 成功している人がいうんだから確かでしょう。 ボクもがんばらないとね。

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緊急ミーティング
category: 雑談
 

モメンタムのデザインをしてくれている、サイトウさんから急遽の呼び出し。



これはもう問題ですよ、会社ではまずいですよ、
ということで、外での密会となった。



緊急性の高い反省会を兼ねているということで、
かなりハードで濃密なミーティングとなった。




もう最初からかんかんがくがく。




疲れるけれど、




仕事だから仕方がない。








かんかん。








がくがく。








かんかん、ふぅ。








がくがく、はぁ。










あぁ、もう満腹。







この店、かなり旨い。

サイトウさんがこっそりと教えてくれたこの店は、
肉料理が評判で、それはもう間違いないのだけれど、
肉以外のサイドメニューもかなりレベルが高く、
メインにたどりつくまでがかなりハードでした。


ワインも安いし、ここは使える!






じゃあ、なぜ店の名前を書かないのか。



それは、会社に不穏な動きがあるからである。

このブログで紹介した店に、ボク以外のみんなで楽しみに行くという
輩がチラホラ見受けられるのである。

フライデーナイトなんかには、そんな不穏な動きが加速したりするのである。


ということで、とりあえずは、内緒です。


























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今治タオル
category: インテリア
 
表参道、FROM1stに出来た今治タオル南青山店を訪ねた。


以前、愛媛に住む友人の結婚式でいただいて以来、
その肌触りにすっかりファンなのだが、
1つだけ満足できないのが、デザイン。
百貨店などで見つけても、イマイチ欲しいものがない。

直営店ならば、気に入るものもあるだろうと、
訪れたわけである。



結果的には、残念な気分のほうが大きかった。

柄物は正直、かなり辛いものばかり。
単色の色物も発色が悪いものが多い。
唯一、個人的に買ってもいいかなと思って手にしたのが「モコモコタオル」。





いや、白いタオルで、触り心地のバリエーションを充実させるという
プレゼン自体はよくわかる。

それはそれで、ある程度の物欲をかき立てるのだけれど、
いざ、自宅で使用することを考えると、純白はややさみしい。
ホテルみたいな家に住んでいる人ならいいのかもしれないけれど、
普通の家だと浮いてしまうような漂白的な白さ。
同じ白でもナチュラルな生成りなら、もっと使いやすいと思うのだが。



いや、白は白でいいのかもしれない。
まぶしいような白が欲しいひとも、きっとたくさんいるんでしょう。

問題はそれ以外の色物の出来がよくないことなんだと思う。
あれなら、全てを白にしてしまったほうが潔いかもしれない。

どうせ色ものや柄ものを作るのなら、
もう少し本気で取り組んでほしいなぁ。


これは応援である。





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