- Thomas Demand
- 2012.05.28 Monday
- category: event
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最初に見たときは「不思議な写真だなぁ」と思っただけだった。絵のようになんとなく現実感がない写真。それが、現実ではなくって、すべてが紙で作られた世界だと知ったのは、それからしばらく経ってからのことだった。東京都現代美術館で開催中の「Thomas Demand展」に行って来た。先日行ったホキ美術館にあるスーパーリアリズムの絵画は、「まるで写真のような絵画」なのだけれど、トーマス・デマンドの写真は、絵ののような写真という意味ではその真逆のような気もするし、現実に近い風景を紙で作り上げているという点ではそれらリアリズム絵画と同様のアプローチであるようもでもある。どちらにしても、すごくいい。作品が家に欲しい。でも、驚くほどヒトが入っていないのね、この展示。なんでだろう。前に現代美術館に来たのは名和さんのときだったけれど、ヒトの入りが違いすぎる。実を言うと、ボクはこちらの方が好きなんだけどなぁ。ちなみに、デマンドは紙の作品を作るヒトだけあって、作品集も製本が面白いものが多い。ナディフにも少しだけ置いてあったので、ぜひご覧くださいませ。講談社が作った今回の図録は、まぁ、普通でしたけど。それにしても、欲しいなぁ。いくらくらいで買えるんだろう。
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- MT RAINIER DESIGN
- 2012.05.27 Sunday
- category: 登山
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蔦屋書店が出来てから、代官山のヒトの流れが大きく変わった。ここ数年、テナントが入らないビルが増殖し、「終り感」の強かった代官山も、急激に元気を取り戻しつつある。中でも、旧山手通りと、それと平行して存在する裏旧山手地域には、新しい店舗もでき、驚くほどヒトがいる。もう随分前、同潤会アパートの跡にアドレスができたときは、「お台場みたいだ」と思ったけれど、いまの代官山はまさにお台場並みの観光地になった。それがいいかどうかはわからないけれど、元気がある様子は悪くない。しかも、このエリアはアドレス付近と比べれば随分と雰囲気もいい。蔦屋が高層にしなかったのもこの雰囲気の良さを担保している。エグザイル化が進む中目黒なんかよりは、断然いい感じだ。本屋は儲からないけれど、ヒトは集まるそんなことを痛感させられた。で、久々に代官山で買い物をした。大学時代には、ほぼ毎週この街を訪れては古着屋やらハリウッドランチマーケットなんかを徘徊していたわけだけど、ここ最近は、必要なものがあるときに探しにくるくらいで、ぶらぶらと理由もなく店を覗く機会は随分減ってしまった。でも、先日、ランチ(昼食)で来た際に見かけた鞄がどうしても欲しくなって散歩がてら向かうことに。訪れた店はOKURAのヨコというか、ハイスタの向かいといかに出来た店。建物のサイズと比べ、店内は妙に長細い。聞けば、ここもランチ系列(昼食ではなくHRMの方)だという。買ったのはこちら。MT RAINIER DESIGNのバックパック(33L)シェラと同じ60/40ファブリック(懐かしい!)を使っていて、縫製はグレゴリーやパタゴニアと同じ工場を使っているという。個人的には底が革でなくてもよかったのだけれど、色とアンシンメトリーのサイドポケットの様子が気に入ってこれにした。今年の夏はこれを持って山に行きたいなぁ。蕎麦でも食べにw
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- レトルトカレー
- 2012.05.18 Friday
- category: 雑談
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問題はカレー不毛地帯であるということだ。中目黒というと「おいしいお店があっていいよね〜」とよくいわれる。しかし、正直言えば、みんながどの店をさして、そんなことを言っているのか、はなはだ疑問である。 ボクには検討さえつかない。そしてこれだけはいえる。中目黒においしいカレーが食べられる店はない、と。近辺で名の知れた店はほとんど行っている。中には「悪くない店」もあるけれど、痺れるような店はない。それどころか、どうでもいいような店が、「焼き物の故郷からやってきたあの名店」みたいなキャッチではびこっている。氷水をぶっかけられたから言うのではなく、本当にたいしたことはない。だからこそ、ボクは毎月、神保町―小川町界隈を訪ねなければならなくなる。そんでもって帰りに古本屋なんかに寄っちゃって、散財する一方だ。ボクが貧乏なのは、中目黒がカレー不毛地帯であることが最大の理由だ。ということもあり、仕事の帰り道に近所のナチュロでこれを見つけたときには、まさに小躍りした。トップ・オブ・カリーのレトルトが並んでいる!トプカは、ボクが「中目に誘致したいカレー屋」の筆頭に挙げている店である。このレトルトがあの味を再現できているのかどうかはまだ試していない。けれども、もしも出来ているとしたら・・・散財は近所の古本屋で済むことになるではないか(結局散財するのか!)明日にでも、確かめてみたいぞ。
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- レバーソーセージと沼津ラガー
- 2012.05.18 Friday
- category: 雑談
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ずっと書こう書こうと思っているけれど、本業が忙しくてなかなかブログが書けていない。書こうと思っていたのは最近ちょくちょく立ち寄る熟成肉の店「デリカテッセン カミヤ」の話。以前に紹介した中目黒の熟成肉レストラン「ラ・ブシェリー・デュ・ブッパ」のテイクアウト専門店である。詳しくはかかないけれど、さわりだけ。場所は目黒区青葉台。目黒川沿いから少し入ったところにある。目印はこの子。近所の中華料理屋の看板ネコ(たぶん)。地面と同化しているので、見逃さないようにしよう。で、メニューはいろいろおススメはあるけれど、個人的には「本州鹿レバーソーセージ」がなかなかいいかなぁ。適度な臭みで、奥深い味です。コートデュローヌのような品がいいワインにあう、とのこと。ワインはあまり飲まないので、よくわかりませんが。ボクはといえば、帰りには出口屋でビールを買う。お気に入りは日本の地ビール「沼津ラガー」。沼津ビールは他にもいろいろあるけれど、まだ試していない。これはいけます。
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- 川内倫子「照度 あめつち 影を見る」
- 2012.05.11 Friday
- category: event
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明日から東京都写真美術館で川内倫子さんの写真展「照度 あめつち 影を見る」が開催される。今日はその内覧会。仕事の合間を縫って顔を出した。川内さんとは昨年制作・発売したという写真集でお仕事をさせて頂いたのをきっかけに、マグナムのマーティン・パーの取材などでもお世話になっている。今回の写真展は、昨年『イルミナンス』で世界的に話題を呼んだ川内さんが、満を持して行う展覧会ということで、注目度も高く、内覧会も大盛況だった。さてさて、その内容はといえば、すごいの一言。プリントのすばらしさは見るまでもなく分かっていたのだけれど、動画作品の完成度には正直度肝を抜かれた。今日は時間がなくて駆け足での拝見になってしまったが、あれはもう一度ゆっくりと見たいなぁ。必見です。ちなみに東京都写真ん美術館では今週末までロベール・ドアノー展も開催中。図録はおおうちおさむさん。こちらもぜひ。
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- 4歳
- 2012.05.10 Thursday
- category: ネコ
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本日、5月10日はシュンギクの誕生日。思い起こせば、昨年の5月10日から11日へと日付が変わる頃、シュンギクは突然倒れた。あれから、1年。いまも病院通いが途絶えることはなく、状況はけっして好転していない。むしろ悪化していると言ったほうがいいだろう。それでも、シュンギクは生きている。昨年倒れたときには、本当にもうダメかと思ったのだから、大変だったけれど幸せな1年だったとも言えるかもしれないね。今週に入ってシュンギクの体調があまりよくない。呼吸に雑音が混じり、食欲もあまりない。もしかすると、今年も誕生日に倒れるのか?と不安になる。エリザベスカラーがついたままの誕生日というのも、ちょっとかわいそうだ。昨年の出来事はこちら。
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- 本の自販機
- 2012.05.09 Wednesday
- category: 雑談
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昔はけっこう色んなところで見つけた本の自販機。夜に前を通ると、まぶしいくらいに光っていた。最後に見たのは確か10年くらい前。場所は意外にも自由が丘だった気がする。もちろん、売られているのはエロ本だった。残念ながら自分では買ったことがないけれど、人が買っているところは見たことがあって、本が落ちる時、ガチャーッンとスゴい音がする。あれは買っている人にとっては恐怖だろうな。設置してあるのはだいたい少し寂しいところなんだけれど、それがかえって、あの音を際立たせるのだ。今日、取材で訪れた中野駅でこんなのを見つけた。駅のホームにある自販機なので、さすがにエロ本ではない。けれど間違いなく本の自販機。こんなの、中野駅以外にもあるんだろうか。どうせなら、ガチャガチャみたいにどんな本が出て来るか買ってみるまで分からないというのも面白そう。そんなのがあったら、ボクはきっと買ってしまうだろう。
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- GWだというのに
- 2012.05.05 Saturday
- category: ネコ
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今日は朝からシュンギクの病院。相変わらず眼の状態が悪く、瞼も綴じたまま。検査の結果も思わしくなく結局、週明けにネコの眼科に行くことになってしまった。かわいそうだけれど、がんばって治さないと。それにしても、新しく通うことにした病院はとても愛があっていい感じです。人気で毎回1〜2時間待ちなのが大変ですが、それだけの価値があります。
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- 本の整理 『デザインを知る世界の名著』
- 2012.05.04 Friday
- category: オススメ書籍など
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本の整理中。本棚のスペースに限りがあるので、2ヶ月に一回ほど整理し、売ってもいいと思う本は売りに行く。今回もなんだかんだで80冊くらいを放出。売りに行った先で、ホンマタカシさんの『東京郊外』を発見。コンディションがいい割に値段はかなり安い。自分のよりもいい状態だったので、買い直そうかとも思ったが、ぐっとこらえるwそれにしても、随分と値段が落ち着いてきましたね〜。一頃は8万円とかついていましたが、今は1/3くらいだろうか。「この本は安くなるからもう少し待った方がいい」と馴染みの古書店さんが言っていたけれど、まさにその通りになって、ちょっとびっくり。さすがにプロは違います。さて、毎回のことだけれど、本棚を整理しているとよく本を発見する。そういえば、こんな本買ったなぁとwで、ついつい寄り道。『デザインを知る世界の名著』は大きい本なので、さすがに存在は覚えていたが、久々に開いた。どんな本が載っていたかは覚えてなかったんだけれど、やっぱり、Wim Crouelの『Mode en module』やKarel Matensの『printed matter』は載ってますね。ってか、どっちも表紙に載ってました。まぁ間違いなくいい本ですからね。ぜひdeshimaでご覧くださいまし。
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- 今治タオル
- 2012.05.03 Thursday
- category: 雑談
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友人の結婚式でいただいて以来、かなり気に入っている愛媛の今治タオル。最近は雑誌なんかでも紹介されるようになり、百貨店などでも扱うところが増えた気がします。そんな今治タオルの専門店が表参道にできるらしい。かなり楽しみ。柄物なんかも並んだりするんだろうか。色がきれいなのは最近見かけるけれど、無地ばかりなので、かわいい柄がはいったのなんかがあるといいと思うのだが。
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