- GQとNB
- 2012.04.30 Monday
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リニューアル第二弾となるGQを読んでいる。そこで思うこと。・「要らないものしか欲しくない!」はいい特集だ。・日本のファッショ二スタはもう20年くらい同じ顔ぶれらしい。(藤原ヒロシの連載がなくなったのは良かったが)・やはりみうらじゅんさんは面白い。(『はれ予報』で連載担当をしているが、やはり天才だ)・ブラウンT3はやはりカッコイイ。・木村祐一はやはり面白くない。(残念ながら、この人のギャグで笑ったことがない)そしてもう1つ強く感じたのが、石川遼くんのファッションには憧れない・・・ということだった。いや、これは遼くんがダサイとか、そういうことを言っているのではなく、そもそもスタイリストが選んだ服を着ているわけだし、いいモノを着ているとは思うんだけれど、やはりスポーツ選手の私服姿には憧れないということだけなのだ。ボクはテニスの錦織くんが好きだ。昔少しだけテニスをかじったことがあるからということもあるけれど、あのプレースタイルには憧れと尊敬を持っている。彼は年下だけれど、そういうことは年齢に関係なく、やはりカッコイイものはカッコイイ。しかし、そんな錦織くんのものですら、私服には興味が持てない。中日の山本昌さんだって同じだ。ただ、だからといって遼くんをカバーにしたGQは攻められない。なぜなら、日本には憧れるようなファションリーダーがいないからだ。特にビジネスシーンにいない。そもそも憧れの対象という人が少ない上に、かつファッション的にもカッコいい人というとかなり選択肢が狭まる。例えばスティーブ・ジョブズのような人が日本にいたらなら、真似たいと思う人も多いんだろうけれど。いないなら作る手もあると思う。最前線で活躍する経営者をブランドはアンバサダーにしてみてはいかがか? スポーツ選手をアンバサダーにするよりもビジネスパーソンに対しては、効果があるような気がするのだが。(政治家とかでもいいけれど、日本にはそれこそいない。唯一、可能性があるのは小泉ジュニアくらいか)さて、ジョブズのファッションについて。ジョブズのトレードマークともいえる黒いセーターがイッセイミヤケのものであることは一時話題になった。そして、靴がニューバランスであることも。ということを言い訳に、ボクはニューバランスのスニーカーを買いたいなとここのところ思い続けて来た。男の買い物には「言い訳(=良いわけ)が必要なのだ」ジョブズのニューバランスはMR993というモデルだけれど、ボクはあまり好きな形じゃないので、1300か1400、996あたりを物色する。1300はちょっと前に完全復刻版が出てたけれど、気づいたときにはもう売り切れていた。ということで買ったのがこちら。ジュンヤが別注した黒の1400。1400の別注は色々なブランドがやっているけれど、オールスエードレザーのものが多くて、夏場に向けてはやや暑苦しい。アッパーがメッシュになっているところが気にいてこちらに決定。今年の夏は、これを中心に過ごしたいと思う。
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- サンプラザさん
- 2012.04.29 Sunday
- category: 雑談
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久々にサンプラザさんにお会いしました。表参道でお友だちといらっしゃるとこにばったり。もう随分前の話ですが、ボクがあるマネー誌の編集をしているころに、株がらみの連載の担当をさせていただいておりました。いやぁ懐かしい。もう10年ぶりくらいになるでしょうか。それにしても、すごく色白になられていてびっくり。健康マニアとしても有名なサンプラザさんだけに、美白もされているんでしょうが、それにしてもちょっと驚きました。
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- 懐かしき中国
- 2012.04.29 Sunday
- category: オススメ書籍など
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これまでに中国へは何度か訪れている。そして、毎回、時間ができるたびに写真集を探す。以前紹介したことのある呂楠の写真集もそうして見つけた。テーマが中国の「精神病院」であったり「キリスト教信仰の村」であったりと、中国共産党にとっては都合がわるいことだからなのだと思うけれど、呂楠の本は中国本土では発禁になっているものが多い。事実、今年1月に上海に訪れた際、以前ボクが呂楠の本を購入したことのある、カメラ屋が集まるビルの中の書店に行き、買いのがした別の本を買おうとすると、既に在庫はなかった。それどころか、「呂楠」とボクが書いた紙を見せると目を伏せたまま、「ないない」と店を追い出されてしまった。何らかの圧力がかかったのだろうか。ほかにも古本でいいものがないかとも思うのだけれど、これがまたまったく出てこない。以前、写真集コレクターであるマーティン・パーに聞いたところでは、中国で古い写真集を買いたいなら、北京に行くしかないとのことだった。上海にはないよ、と。ボクはまだ北京には行ったことがないから、本当のところは分からないけれど、とにかく、中国の古い写真集というのはなかなか見る機会がなかった。中国人が撮ったものでなくてもかまわないのだけれど、そういったものでもいい本というのはほとんどない。いまボクがパッと思いつくのは北井一夫の本くらいだ。そんな中、一冊の本を手にした。場所は東京青山。いや、もっと正確に言うと、見つけたのはリニューアルしたばかりのBOOK246のウェブサイトの中でだった。『懐かしき中国』(1980年発行、限定500部)戸村慎という人が撮った写真集。ボクはこの人のことをよく知らないのだけれど、この本の存在だけは聞いたことがった。戸村は写真家ではない。戦前に中国に渡り、教鞭をとっていた元教師だという。その人が当時趣味で撮影したフィルムを現像し、一冊の本にまとめたものだ。布張りにタイトルだけが印字された恐ろしくシンプルな本。しかし、内容は極めていい。資料的な価値はもちろんだけれど、その内容の良さはそれだけではない。純粋に写真がいいのである。正直、ここまでの良書だとは思わなかった。マーティン・パーは持っているのだろうか。いつかまた会うことがあったら自慢したい。
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- ミフィこけし
- 2012.04.25 Wednesday
- category: インテリア
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最初にこれを見たとき、こけしとミフィのあまりの相性の良さに驚いた。それにしてもこんなものを勝手に作っていいものか。などと思っていたら、何と©がついているではないか!!馬喰町のアガタ竹澤ビルにプレオープン中のdeshimaで会えます。ぜひお立ち寄りください。
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- おべんとうの時間
- 2012.04.24 Tuesday
- category: オススメ書籍など
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少しふくよかだったころのインテル長友ではない。写真家の阿部了さんである。ANA『翼の王国』の人気連載「おべんとうの時間」の阿部さんが、ボクのおべんとうを撮りに来てくれたのだ。正直言えば、人様にお見せできるような弁当でないので恥ずかしいのだけれど、お世話になっている阿部さんの頼みとなれば、仕方がない。「クイーンズ伊勢丹の唐揚げは、ハンバーグと違って軟らかいんです」原稿用に、そんな話をした。ハンバーグだとこうなりますって。もちろん嘘だ。(いや、箸が折れたのは本当だけれど)本当のところは、新刊である『おべんとうの時間(2)』を持って来てくださったのである。『おべんとうの時間(2)』は前作『おべんとうの時間』の続編。ということは言うまでもないだろう。なんたって「(2)」なんだから。「続」でもなく、「帰って来た」でもなく、「もっと」でもない。「(2)」という辺りがなんとも阿部さんらしいではないか。もっとも、「もっと」は『あぶない刑事』以外では見た覚えがないのだが。今回は初版で2万部刷っているとのこと。このご時世にスゴいなぁ。ちなみに、いま、代官山の蔦屋書店に行くと、阿部さんのコーナーが出来ている。書店員さんをはじめ、出版業界にもファンが多いんです、この本は。先日取材したクラフト・エヴィング商會さんも「幸せな気分になれる本」として、前作をおススメされておりました。それにしてもボクの周りの人はどんどん出世して行くなぁ。きっとボクからそういう効能の口臭が出ているんでしょう。有名になったら、みなさん、おごってねw
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- Johan van der Keuken
- 2012.04.23 Monday
- category: オススメ書籍など
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クーケンとは一つの想い出がある。ちょうど1年半前、ボクはある写真集を作っていた。東京の1日を1時間ごとに分け、様々な写真家に撮影をしてもらい、架空の1日を再構成する。そんな本だった。そのとき知り合った写真家の一人と、青山のスパイラルカフェでビールを飲んでいたときのこと。彼は「欲しいけれどずっと手に入らない写真集がある」と話してくれた。彼が欲しているその本こそ、今からもう何十年も前、当時17歳だったクーケンが、同級生たちを撮影した『wij zijn 17』(ボクたちは17歳)だった。それから数日がたち、ボクはひょんなことから、その本を手に入れることになる。手元に届いたそれは、小さくて、薄くて、でもとてもきれいな本だった。自分の手元に置いておきたい気もするけれど、彼に持ってもらったほうが、きっといいに違いない。ボクは翌週に予定していた彼との打ち合わせに、その本を持って行くことにした。その日はちょうど、クリスマスイヴで、待ち合わせ場所として選んだ丸の内は、カップルであふれていた。時間帯は夕方。レストランの多くは、その夜だけの限定メニューを並べ、軽く一杯、などという客を受け付けそうにない。どうして、よりによってこんな日に……。驚くことに、ボクらは二人とも、丸の内の駅を降りるまで、その日がクリスマスイヴであることをすっかり忘れていた。もしも、そうだとわかっていたなら、こんなところで待ち合わせなんかしなかったのに。18時までには店を出る。そう約束して何とか滑り込んだ丸ビルの地下にあるカフェで、ボクが『wij zijn 17』について切り出す。すると、彼は子供のようなまぶしい笑みを浮かべこう言った。「先日、海外のサイトで見つけて、やっと買えたんです。今夜届くはずなんですよ。まさにクリスマスプレゼントみたい」
なんという偶然。
すっかりサンタになるつもりだったボクは、あまりの間の悪さに苦笑するしかなかった。でも、こうともいえる。サンタはボクのところにもやってきてくれたのだと。そう『wij zijn 17』という美しい本をプレゼントに持って。その本は、今も、本棚に並んでいる。######################################アガタ竹澤ビルのdeshimaでも、クーケンの写真集が何冊か売られている。『wij zijn 17』も何とか1冊手に入ったし、もっと珍しい本も並べることができた。『THE LUCID EYE』
『wij zijn 17』
『ACHTER GLAS』
『PARIS MOTEL』
『after image nadeeld』
どいつもこいつもいい本。
クーケンの本はどれも貴重だけれど、こちらは特に古くて手に入りにくいもの。こちらをご覧になる際には、ぜひスタッフにお声かけを。
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- HOPJES
- 2012.04.23 Monday
- category: 雑談
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- はれ予報 5月号「幸せって何だっけ」特集
- 2012.04.22 Sunday
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はれ予報5月号の特集は「幸せって何だっけ」。同誌初の幸せ特集となります。表紙は石川直樹さんによる「幸せの国ブータン」です。石川さんのブータン紀行は誌面でもご覧いただけますのでお楽しみに〜。さらに、巻頭には、先日、セリーグ最年長勝利投手記録を塗り替えた中日ドラゴンズ山本昌投手と、同じく中日の4番で、最年長野手タイの山栄雹覆気鵑梁价未収録されています!中日ファンでなくとも必見です!そのほか、カルチャーページでは、クリス・ペプラーさん、ミルクマン斉藤さん、クラフトエヴィング商會ご夫婦が幸せな気分になる音楽、映画、本を紹介。また、社会貢献入門では、趣味として楽しく始められるような社会貢献が満載です。エグザイルのUSAさんにもご登場いただいておりますよ〜。最後は「地ポン酢」特集。幸せっーて何だぁっけ、何だぁっけ・・・ってことでwお楽しみに〜。
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- クアデラート プリンツ in deshima
- 2012.04.21 Saturday
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オランダの印刷会社デ・ヨング(De Jong)がかつて自らの技術力をPRするために発行していたクアデラート・プリンツ。最近、その全てを網羅したコレクションブックが発売されたこともあり、世界的に注目が集まっているのですが、ボクがブックセレクトをさせてもらったdeshimaにも、そのうちの貴重な数冊が並んでいます。数は多くはないけれど、内容的にはクアデラートの中でも重要な作品ばかり。かなり自信のあるセレクトなのですが、どうでしょう。例えばこちら。真ん中の赤いヤツ。ウィム・クロウエル(Wim Crouwel)のニュー・アルファベット(new alphabet)は復刻版も出た有名な本ですが、こちらは当時のオリジナル。本の作りも復刻版とは違っております。しかも激安。これはお好きな方も多いんではと思ったり。(左右の2冊もとってもいい本ですが、そちらは現地でご覧くださいまし)んでもって、これ。フルクサスによる前衛芸術にも深く関与したデザイナー。アントン・ペーケ(Anthon Beeke)による一冊は、クロウエルのニュー・アルファベットに対比させ、ヌードの女性でアルファベットを構成したもの。現場スナップはエルスケンというもので、めちゃくちゃいいっす。ボクも欲しい。というか我慢できなくなって買ってしまうかもwちなみにアルファベットはA〜Zまであります。さらにこちらは、一見すると箱にレシートが入っているだけのものなのですが、実はすべてが印刷されているという凝った1冊(?)。あのリムアートの中島さんが、古書業界に入るきっかにもなったと伺ったことがあります。まぁ、とにかく見て頂きたい。(こちらは近日中にdeshimaに持って行きます)ほかにも色々揃っておりますので、見られたい方は、スタッフにお声かけくださいまし。※一部商品は正式オープン以降の販売となる可能性がありますが、多くの商品は販売中です。ちなみに、お店の中だとはじっこのほうにひっそりとあります。だから非売品と勘違いされている人もいらっしゃるようですが、んなことないっす。在庫のあるものは「KB」と表紙に書かれたコレクターズブックにポストイットが貼られていますので、そちらでご確認を。販売されているものにはプライスが書かれた解説文が挟まれています。解説文といっても、つぶやきに近いものがありますが・・・wそちらも合わせてお楽しみいただければいいなと。
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- 丹下左善
- 2012.04.21 Saturday
- category: ネコ
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あまりに目の調子が悪いので、まぶたを綴じられてしまいました。2週間くらい、目を開けません。宇宙服も着たまんま。
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