- LIPコレクション
- 2009.10.11 Sunday
- category: 70s design
-
ボクが参考にすることの多いサイト「THE WATCHISMO TIMES」でリップのコレクションが紹介されています。マッハ2000で知られるロジェ・タロンのデザインによるものなど、見たことあるものも多いですが、知らないモデルもありますね。LIPの中では、個人的にはメカデジやレトログラードが好きなのですが、残念ながらレトログラードは紹介されてませんでした。このサイトはホント僕ごのみの時計が良く紹介されます。好みの時計が紹介されているといえば、今度、友人のHALさんがLEDに関する写真集「mondo-watch」を出版することになりました。詳細は追ってご紹介したいと思います。
- comments(0), trackbacks(0), -
- アービングペン
- 2009.10.10 Saturday
- category: 雑談
-
アービング・ペンが亡くなったそうですね。まだ生きてたんだ、という気もしますが、それってつまるところ、生きたままで歴史になるような存在感だったということでしょうか。そしてもう一つ。ヨウジヤマモトが倒産したそうですね。まだ生きてたんだ、という気もしますが、それってつまるところ、生きたままで死んでいるような存在感だったということでしょうか。同じように世に出た川久保玲のコムデ・ギャルソンとは大きな、大きな差がついてしまいましたね。先日、セイコーのスプリングドライブ・スペースウォークの撮影をしてきました。いかにもセイコーらしい時計で、値段が安ければ欲しいなと思うものでした。
- comments(2), trackbacks(0), -
- クロコのバンドをオーダー
- 2009.10.06 Tuesday
- category: Jumping Hour メカデジ
-
LIPのメカデジ用にITEMでクロコバンドをオーダーしました。リップのメカデジはこのレザーバンドのモデルが一番カッコいいと思うのですが、バンドがダメになっちゃうと代用品がないので使いにくいなぁ〜と思ってたんですよね。オーダーで納得のものができる(しかも安い)ことが分かったので、これで安心です。アイテムのバンドは既成品も、非常によいです。バックルも良く出来てるし、価格もリーズナブル。個人的にはこのYEMA Bi-pole antactica(イェマ・ビポール・トランスアンタークティカ)に付けている、ヌメ革のバンドがかなりお気に入り。アイテムの既製品ですが、日焼けして非常にいい味になります。ちなみに、このイェマについてもじっくり書きたいところですが、それはまた次の機会に。今夜は疲れたのでもう寝ます。おやすみなさい。
- comments(0), trackbacks(0), -
- 『日本写真集史1956-1986』
- 2009.10.05 Monday
- category: オススメ書籍など
-
ブルータスの鈴木芳雄氏のブログ「フクヘン。」でも紹介されていましたが、赤々舎より金子隆一氏の写真集コレクションの一部を紹介した『日本写真集史1956-1986』が発売されます。
書店での発売はもうちょっと先のようですが、清澄白河の赤々舎へ行けば、今すぐ買えると聞きつけ、早速行ってきました(赤々舎のギャラリーは日月休みなのですが、幸運にも代表の姫野さんがいらっしゃって、対応していただきました。ありがとうございました。ネットで先ほど調べたら、外苑前のシェルフでも販売が始まっているようですね)。
ちょうど、ボクの写真集収集の師匠であるカウブックス・ヨシダさんと、「写真集の歴史を俯瞰できるような本があったらいいよね〜」なんて話をしていたところだったで、まさにドンピシャのタイミング。マーティン・パーの本もいいんですけど、日本語でパーとは違った価値観で選ばれたものがあるといいな〜と。
ボクが欲しいものは2種類あって、一つは「作家を超えた写真集史の俯瞰」、もう一つは「各作家の作風の変遷の俯瞰」なのですが、本書は日本の写真集(1956〜1986年)に関して、前者を試みた1冊。
紹介されている写真集は40冊と厳選されているため、数的にはもうちょっと見たいなという気がしましたが、写真集史がよくわかる、ツウ好みのセレクションでした。いわゆる「写真集」に限定せず、谷川俊太郎の『絵本』とか、金井美恵子の小説『既視の街』などが含まれているのも面白いです。
各作家1作品が写真入りで紹介されてます。コレクターズアイテムとして有名な川田喜久治『地図』みたいなのもしっかり押さえてありますが、必ずしもその作家の中で価格的に最も評価されているものが紹介されているわけではありません。あくまで写真史の中での重要性を理由に選んでいるからだと思います。
同じような切り口で、海外の写真史もやってほしいなと思いました。
そして、「各作家の作風の変遷の俯瞰」を実践する本も欲しいです。先日ここで書いたエルスケンにしても、作品をざっと並べてみると、その作家の個性というかが、より一層際立って見えてくる。いつかチャンスがあったら、自分で作ろうかな・・・まっ、ボクのコレクションだけではまったく出来そうにないですけど。その際にはぜひ金子さんに協力いただいて・・・w
ちなみに、いまカウブックスに行くと、エルスケンの写真集がけっこう揃ってて、その変遷を垣間見れますよ〜。
さて、話を戻しまして、『日本写真集史1956-1986』。3800円とリーズナブルな本ですので、写真集好きな方はぜひお買い求め下さい。損はないと思いますよ。それにしても、今年はホンマタカシさんの本といい、写真関連の良書が出る年ですね。
最後にサービスカット
- comments(3), trackbacks(0), -