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イヴォン・シュイナード
category: event
 

パタゴニアの創始者、イヴォン・シュイナードの講演に行って来た。

環境とCSRと志のビジネス情報誌『オルタナ』(ちょっと副題が長すぎやしませんかねw)によるイベントだった。

 






パタゴニアのカタログって、写真がものすごくいい、僕は先日手放すまで、十数年分のカタログを所有(コレクション)していた。

実はその写真にはほとんどお金がかかっていない、と聞いたことがある。その多くが写真家から無償で提供されているからだ。カタログに採用されることがステイタスになるため、一流の写真家が自信作をパタゴニアへ送りつけてくるらしい(真偽のほどは定かではないけれど、僕はそう聞いた)。志さえあれば、いいものが作れるし、それがやがていい会社を育て、いい社会へと広がるということを、実践している会社。それがパタゴニアなのだ。

 

僕はそうしたパタゴニアの姿勢も好きだったし、製品自体も好きだった。すべてを天然素材に! となりがちなところを、場合によってはナイロンのジャケットを買って使い続ける方が、社会的には付加が少ない、なんてこともパタゴニアが教えてくれた。本当の意味で、環境問題を考えている会社なのだ。


だからこそ、僕は一時期ものすごい量のパタゴニア製品を所蔵していた。買いすぎるというのは環境には良くないよね・・・。これこそまさに本末転倒なのだけれど、まぁ大半が古着で買ったものだから許してください。

 

今日の話も、ビジネス中心のものだったけど、非常に興味深いものだった。

イヴォンは環境問題に対して、すごく現実的な考えを持っている。だからこそ持続力もあるし、説得力もある。日本にはああいう環境活動家はほとんどいないんじゃないだろうか。



ちなみに、講演会に現れたイヴォンは短パンにTシャツ。

自然体がいいよね。



 





いい会社といえば、会場になった東洋経済新報社も、やっぱりいい会社だよね。昔、噂で、「東経の最上階では、退役軍人(会社を定年された方々)が毎日のように集まり、碁を打っている」という話を聞いたことがあったんだけど、ホントにいましたよ、退役軍人。

っていうか「日本橋囲碁センター」みたくなってる。

 


※周りの目があったのでピンぼけに。




そして、東経というえば、この人、石橋湛山。




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明日へ
category: 雑談






 先週の話ですが、サワキさんによるバリ島連載が終了したので、代々木のピッツェリアIL PENTITO(イル・ペンティート)で打ち上げをしました。

 

以前に取材で行った際にスゴく気に入ったものの、なかなか行けずにいたこの店。ちょっと駅から遠く、予約しておかないと入れないのが難点ですが、味は間違いなく「日本屈指」だと思います。

 

僕は気づきませんでしたが、後でシェフに聞いたところによると、店内には片岡義男氏もいたそうです。



2次会は新宿のサワキさんの馴染みの店へ連れて行ってもらいました。


 

 

サワキさんとの仕事は、人生のターニングポイントと言ってもいいほど、僕の中では意味のある、そして刺激的なものでした。まさに至福の2年半だったと思います。

 

その分、連載終了による喪失感も大きい訳ですが、それでもまたいつか必ず、サワキさんに仕事をお願いできるよう、少しでも良い仕事をしていきたいと思っています。


本当にありがとうございました。 


 

※表題はトップ写真のタイトルから。撮影はビガー・アニマルズ

 


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サーカス
category: event


サーカスなんて日本から絶滅したのだと思っていた。

 

いや、もちろん、シルクドソレイユのようなものはむしろブームといっていい。

でも、旧来からある、ピエロが玉乗りして、トラが火の輪をくぐって、空中ブランコが最大の見せ場で・・・みたいなものって、ノスタルジーの中でだけ生きているんだと、なぜか勝手に思い込んでいた。少なくとも日本国内には、そういう団体はもうないんだと。

 

 

 

既に終わってしまった写真展を紹介するのは、なんだかちょっと気が引けるのだけれど、2週間ほど前に銀座のニコンサロンにある写真展を見に行った。

 

榎本敏雄『アルルカン』。アルルカンとはフランス語で道化師、軽業師のこと。つまりこの写真展はサーカステーマにした写真展なのだ。

 

最初、この写真展について知ったとき、僕は、昔撮ったサーカスの写真を展示する回顧展のようなものなのだろうと思った。次に、今回展示される写真がここ10年で撮影されたものだということを知ると、今度は海外のサーカスを被写体にしたのだなと考えた。それくらい、僕の中では、それくらい「国内にサーカス団はない」という意識が強かったのだ。

 

 

もちろん、ここまで読めば分かるように、日本にサーカスはあった。

そしてそれは、今もある。

 

 

ネットで調べてみると、まだ日本には少なくとも3つのサーカス団が存在するらしい。

 

 

木下大サーカス(岡山県岡山市)

キグレNewサーカス(北海道札幌市)

ポップサーカス(大阪府大阪市)

 

 

木下大サーカスは、僕でも名前を知っている。

小学生のころ、親に1度だけ連れて行ってもらった、ような記憶がかすかにある。でも、覚えているのは、サーカスに行く途中のクルマの中のイメージだけで、その日、本当にサーカスを見に行ったのかもあやしい、あやふやな記憶だ。


もう一つ

カキヌマ大サーカス(栃木県足利市)

というのが最近まであったようだけど、

なんと2002年以降消息不明!

海外に出て行ったという説もあるが、何だか怖い。

アウターゾーン(by ジャンプ)に行ってしまっていなければいいのだが・・・。


 

写真展で会ったサーカス団(もちろん写真の中で)は、モノクロということもあるんだけど、まさにノスタルジーそのもの。実際に見たことがあるわけでもないのに、ノスタルジーって言っていいのかどうかも分からないけど、やっぱりノスタルジーなんですよね、これが。すごく懐かしく、そして切ない。


そして、その存在に、スゴくひかれる。

 

ニコンサロンのHPにある解説によれば、「日々繰り返される講演の中、ライトを浴びる両親の背中にあこがれと尊敬のまなざしを向けるサーカススターの子供たち。親子三代、サーカス育ちの人たちはサーカス村がふるさとだ。」とあるんだけど、そんなに簡単なもんじゃないんじゃないかな。そこには、それぞれに、いろんな葛藤があるんだと思うんですよね。それが写真の中からジワジワとにじみ出てくる。

 

 

今年は、日本のサーカスをどれか見に行きたいな、と強く思った。

できればキグレNewサーカスのような、より地場っぽいものを。

そして願わくば話を直接聞いてみたい。


最後にもう一つ、榎本氏の『アルルカン』が写真集になることを、強く希望する。

 

 

 

 

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大宝のタンメン
category: -
 

会社の場所が青山一丁目から白金に移って以降、
めったに外にランチを食べに行かなくなりました。

理由は簡単で、店をほとんど知らないから。

青山時代には行きつけの喫茶店「エルグレコ」なんかで
よくランチを食べてたんですけどね。


ただし、白金でも例外的にラーメンだけはよく食べに行きます。
青山と違い、ラーメンの選択肢だけは豊富なんですよね。


で、最近、たまに行くのがこの「大宝」です。










一見して分かるとおり、外見は極平凡な小さな中華料理店。
いや、古川橋という立地にあって、これだけ地味な
店構えであり続けていることは、むしろ驚きです。

ところがこの店、こんな風体をしているにも関わらず、
実はダンチューなどでも紹介されたことがある
知る人ぞ知る優良店なのであります。

この店のメニューで何が有名かといえば、タンメンとチャーハン。
ランチで行くと8割方の人がタンメンを食べている。
チャーハンは夜だけのメニューです。



この店の最大の特徴はなんといっても、



そう、営業時間の短さ
(味じゃないのか!w)



ランチは11時半〜14時ですが、
「ぐるナビ」のコメントを読むと、
「11時半から並んだが、オープンしたのは12時45分だった」などという
驚きのコメントを発見したりします。
ちなみに夜は20時〜22時(19時半〜という説もあり)と
こちらも猛烈なピンポイント営業。


この店の親父がどうしようもない頑固者で、
スープがいい塩梅になるまで店を開けない。
店内でケータイ電話なんかかけたもんなら、
「このやろう!出てけぇ〜!!」と叫ばれます。



ウソです。



普通、こんな店構えとか、営業体制とかを見ると、
どーしても「頑固親父の店」というイメージがわきますが、
これがまったく違うんですよね。
入った瞬間、めちゃくちゃ柔らかい感じで
「いらっしゃいませ〜」なんて言われます。
言われてまずいことはまったくないんだけど、
ちょっとイメージと合わないんだよな〜w


さて、肝心のタンメンですが、味は濃いめ。
ニンニクがスゴくきいていて、営業マンには向きませんが、
個人的にはけっこう好きです。

実を言うと、僕はタンメンのように、同じ味が続くものが苦手で、
ラーメンの場合には、チャーシューとかシナチクとか個性の違う
具がのってないと完食が厳しい。
でも、ここのタンメンは珍しく最後まで飽きることなく食べられます。
もしかしたら、完食できた初めてのタンメンかも。


ちなみに、チャーハンはまだ食べられてません。
はてしていつになったら食べれることか・・・。


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ヒロミチ
category: 雑談


誕生日を祝う歳でももうないのだけれど、
せっかくだから、ということで
ずっと行きたいと思っていた
恵比寿のヒロミチに行ってきました。

ヒロミチといっても、黄門様(ヒロミチナカノ)ではりません。

今年オープンしたばかりのこの店。
シェフの小玉弘道氏は、僕の大好きなフレンチレストランの一つ
赤坂のシュマンから独立された方であります。

せっかくだし、シュマンとは違う、
新境地的なメニューを試そうかな、と思って
店を訪問したものの……、やっぱり駄目ですね。

「人参のムースとコンソメのジュレ」は食べたいな、とか
「ブータンノワール」は押さえておかなきゃな、とか
ついつい「いつものやつ」を注文してしまいました(笑)
これにメインを加えると、僕なんかはもうおなかいっぱい。
フルコースがいけるくらい食べられれば、もっと色々楽しめるんですけど、
一向にやせる気配はないのに、
食べられる量は急激に低下しているんですよね、最近。


味の良さはあえて言うまでもないですが、
リーズナブルだし、非常に満足度の高いディナーとなりました。
まだ行かれていない方はぜひお試しを。

でも、サービスはシュマンのほうがすっきりしていて
僕好みですかね。

まっ、これは好みによりますが。


それにしてもカメラを忘れて写真が何もありません。
大変申し訳ございません。
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アベフトシ
category: 雑談



アベフトシ氏が亡くなった。


90年代はブランキジェットシティ一色の音楽生活だった僕だけれど、
ほかにもつまみ食い的には色々と聴いていた。その一つが
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)。
聴いていたといっても、基本はCDだけで、単体のライブには行ったことがなく、
唯一見たライブはフジロックのグリーンステージだったと記憶している。


ミッシェルはなんといってもギターのかっこよさが売りだった。


2003年の解散ライブは行こうかなと思っていたけど、結局は仕事で行けなかった。
BJCのラストダンス(2000年6月横浜アリーナ。本当はこれが最終ライブとなる予
定だったが、急遽、フジロックに参加することが決まり、そちらが最後のライブ
となった)は無理してでも行ったんだから、ミッシェルにはそれほど執着がなかった、
ということなのでしょう、きっと。

でも、こうなってみると、やっぱり行っておけばよかったな。


ご冥福をお祈りします。

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岡埜栄泉の豆大福
category: 雑談


午前中、神谷町で打ち合わせがあったので、

せっかくだからと虎ノ門の岡埜栄泉へ。

狙うは、もちろん豆大福である。

 


岡埜栄泉というと、上野を思い浮かべる人が多いかもしれないし、谷中にもあるらしい。じゃあ、同じ店なのかというと、そうでもないようで、以前、上野の岡埜栄泉に行ったときに、話の流れから「虎ノ門の店には行ったことがある」とお店の女性に伝えると、「あちらはうちで修業した人が出したお店で、こちらが本家。あちらは違うんです!」と明らかに不快だという口ぶりで言われたことがある。あのときのおばちゃんの口調と顔は今でも忘れられませんね。


 

僕の好みでいえば、間違いなく虎ノ門の方が上で、その辺りは他の甘党にも同意見の人が多いようです。上野のはちょっと甘すぎる。虎ノ門のは、上品なこし餡で、豆の歯ごたえも抜群。そしてなにより塩味がいい具合に効いてるんですよね。数年前に塩スイーツが流行ったけど、こちらは80年も前からあるジャパニーズ塩スイーツです。





 

値段は大福にしてはちょっと高いですが、その金額を払うだけの価値は十分にあります。僕の中では東京有数の大福。和菓子の中でも、駒込・中里の「揚げ最中」と並ぶ好物です(そういえば、こっちも塩スイーツの一種ですかねw)。


 

午後イチには売り切れてしまっていることも多いので、買いに行く日が決まっている方は予約をされるのが良いかと思います。手みやげにも喜ばれますが、賞味期限が「当日」なので、個人宅への土産には向かないかもしれません。

 


 


今日は先日台北のお茶屋さん「意翔村茶業」で買った肉桂茶と一緒に。


うちはコーヒー派なので、ずっと家に放置されていたシグネ・ペーション・ペリンがデザインしたティーポット(ボダノヴァ社製)をやっと使うことができました(笑)。もうかれこれ2年近く眠っていたのではないだろうか・・・

 

 

 



ちなみに最近太り気味のネコには、さすがに大福はまずいので、

これをあげました。







大福の入れ物w






彼はこれで大満足のようですw




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トップ・オブ・カリー
category: 雑談
 
神保町に行く予定があったので、
久々に淡路町のカレー屋「トプカ」に行ってきました。





神田神保町界隈はホントにうまいカレー屋が多いですが、
トプカはトップ・オブ・カレーを自称するだけあってやはり旨いです。

ムルギカリーが有名ですが、個人的にはポークが一番いけてると思います。
とろとろのポークは病みつきになりますね。
ぜひ目黒区にも出店していただきたい(現在は神田と池袋のみ)。
特に中目黒界隈はカレー不毛地帯なので、狙い目だと思いますが!(笑)

すぐそばの蕎麦屋「まつや」には行列ができてましたが、
トプカはなぜかいつも以上にガラガラでした。

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ジュンヤワタナベ → アンダーカバー
category: 雑談



 久々に青山に行ったので、お金もないくせにウインドーショッピングをしてきました。

 

アストレアの横山さんが、今シーズンのジュンヤワタナベ・コムデギャルソン・マンは良さそうだとブログで書いていたので、覗いてみたんですが、今回はホンキで良いです。

僕は、ギャルソンは嫌いでないのですが、正直ジュンヤはこれまであまり欲しいと思ったことがありませんでした。しかし、今回はかなり物欲をそそられました。特にベスト、シャツ、パンツの完成度はかなり高い。ウワモノは、革ジャンに関しては、2年ほど前のルイスレザーからバンソンに変わった年のもののレディスの方がインパクトがありましたが、ハンティングジャケットはかなりイカしてました。

お金がないにも関わらず、そしてこのくそ熱いさなかに、危うく秋冬物に財布を開きそうになったほどです(実際、ベストは既に店頭で動いてましたね)。

 

アストレアさんのブログは、こういう「危ない情報」がちょくちょく出てくるので、気をつけないといけません(笑)。

 


といいつつ、続いてこちらもアストレアさんのブログにあったアンダーカバーにも行ってきました。ドイツのインダストリアルデザイナー、ディーター・ラムスをイメージしたコレクションの話が、ブログにあったので見に行ったのですが、フィーチャリング・ラムスのコレクションは2010SSだったんですね・・・(ブログにもしっかりとそう書いてありました)。ほんと注意力不足ですw

 

ただし、コレクションはまだでも什器は既にラムス仕様に!!

一部のディスコンものはさておき、ほとんどは現行品かな? と思っていたのですが、よくよく見るとヴィンテージものばかりでした!!


 







コレクションが終わったら、ぜひ払い下げしていただきたいものです!!w

 



 

 

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アラーキー ラットホールギャラリー
category: event


 ラットホールギャラリーで開催中の荒木経惟の写真展に行ってきました。

ヒステリックスが運営するラットホールギャラリーは、

けっこう面白い写真展をよくやっているんですが、

僕が行くときはあまり人が入っていない(苦笑)

 

でも、今回はアラーキーというだけあって、いつも以上に多くの人が入ってました。こんなに人を見たのは森山大道のとき以来かな・・・。

正直、写真集は欲しいものではありませんでしたが、写真展は展示方法もよく、アート感の強い、面白いものでした。








 


で、作品を見ていて思ったこと、

 

アラーキーってブス専かと思っていたけど、けっこう美人が被写体になってるなぁ・・・。

 

そういう目線でみると、また別の楽しみがあるかもしれません。

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