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兄が本を出します
category: オススメ書籍など

 7月6日に兄が本を出します。

タイトルは「地元の逸品を世界に売り出す仕掛け方」


僕なら

「地元の普通を世界の逸品にする仕掛け方」

とか、

「いいけど売れないが売れるようになる本」

とか、

そんなタイトルがつけたくなる内容ですが、
僕の本でもないし、編集担当でもないので
まぁ、これでいいのではないかと(笑)

っていうか、力のある編集者と考えたようなので、
きっと僕が考えたタイトルよりも売れるんでしょう。


本はまだ発売前なので読んではいませんが、
仕事の内容はしっているので、そこそこ面白いんではないかと思います。

ご興味ある方、ぜひご一読くださいまし。


ちなみに、兄がやっているのはこんなことです。
最近では地元でラジオ番組のパーソナリティもやっているようです。

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ずっと気になっていること
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どうして日本の毛布とか、布団の柄ってなんで花柄なんだろう。

しかも、決してかわいくない花柄。

海外であんな柄の、あんまりみかけないよね。

あの柄が欲しいって思っている人、現代にもいるんだろうか。


年配の人は、

華やかだな、とか

かわいいな、とか

思ってると思います?


なんとなく、あれしかないという理由で選んでいるような気がする。

若い人は、どうせカバーで隠れるからいいや、とか思いながら。



あの花柄を入れる分のコストを無地にしてくれれば、

安くなるし、喜ばれると思うのだが・・・何かしばりがあるんでしょうか?

花柄だと税金が安くなるとかw

寝具業界団体が、「花柄を残す会」の傘下にあるとか(謎)




シンプルなのやモダンなのがあるにはあるけど、

テレビショッピングなんかじゃ、絶対お決まりの柄だよね。




同様に、気になるのがバスの座席の柄。





誰が、何のために、これを選んだか・・・

僕はずっと不思議に思っている。


・・・ポストモダンなのが多いよね。
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たのしい写真
category: オススメ書籍など

  
ホンマタカシの写真は好きか嫌いか、と聞かれれば、

それほど好きでもないが嫌いでもない、と答える。

 


じゃあ、ホンマタカシの写真集は欲しいか欲しくないか、と聞かれれば、

欲しいのもあるし、欲しくないのもある、と答えるかな、きっと。


 

じゃあじゃあ、ホンマタカシは最近の若い日本人写真かと同じようなものか、

と聞かれたら、

 

・・・

 

・・・

 

そんなことはなくって、他とは違う非常に優れた人だと思う、と答えるだろう。

 

何が違うか。

それは写真というものを、または写真芸術というものを、他の写真家以上に、本当によく考えている人だと感じるからだ。

 

いや、正直言えば、今の若い写真家がどれくらい写真というものに対してどれくらい思いを巡らしているのかどうか、僕は知らない。でも、ホンマタカシはやぱりスゴいというか、普通とはちょっと違うんじゃないかなと、なんとなく感じるのである。

 

  

 

ホンマタカシの書いた『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)を読んだ。

様々な雑誌で書いたり、対談したりしたものを1冊にまとめたものだというこの本。装丁はいたって普通だが、内容はすこぶるいい。

 

 

 

 

 

細かくは書かないけれど、特に印象的だったことをいくつか挙げてみる。

 

まず、ホンマ氏は本書の中で写真を大きく「決定的瞬間」「ニューカラー」「ポストモダン」3つに分け、その中で既に形が確立された前の2つに関して、頂点を「決定的瞬間」=ブレッソン、「ニューカラー」=エルグストンとして体系化している。これがすごく面白い。

 

いや、ブレッソンもエルグストンも、どちらも写真史においての重要人物であることはまったくもってその通りだと思うのだけれど、写真史における2つの頂として、この2人の名が挙がったのは興味深かった。しかも、まことに説得力があるんですよね、その内容に。

 

 

もう一つ、「作品の色」についてのコメントも印象的だった。

 

(引用)

ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、今こんなトーンがはやっているからとか、「アタシはこの色が好き」とか、そういうレベルの話ではないのです。なぜならこれこそは、「自分には世界がこう見えているんだ」という決意の表明にほかならないからです。

 カラー写真のトーンを決めるのははっきり言って一大事なのです。

 

この人の写真は、藤原新也に「漂白された写真」と言われたように、ものすごく薄っぺらい。で、僕はその色についてずっと誤解していた。90年代に青春を過ごした僕が見たホンマタカシの写真の印象は、まさに「90年代の気分」なのだとばかり思っていた。だからこそ、逆に目を背けていた部分さえある。

 

でも、実は非常に硬派な人だった。

かなり見直しましたよ、失礼ながら。

 

 

ということで、この本、名著だと思います。

 

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仏像ガールさんのHPでも
category: -
仏像ランチ(仮称)について、 紹介されています。

http://buddha-girl.com/talk/dairy/post_381.html


よろしこ〜(古っ!)
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ブレッソン『ヨーロッパ人』
category: オススメ書籍など



 僕の写真集の買い方については、前に紹介した。

 

色々うるさく書いたので、さぞやすごいコレクションを持っているのだろうと思っている人もいるようだけれど、実際に僕が持っているものは、特別すごいものではなくて、買おうとすればすぐに見つかるものや、見つかりにくいけどあれば安いものばかりである。資産価値に換算すると非常に低いのだ。

 

 

ただし、数は少ないけれど、中には、ほんのちょっとだけ価値のあるものもある。例えば、これ。

 

 

 

 

アンリ・カルティエ・ブレッソンが処女作品集『決定的瞬間』(1952年)に続いて出版した2冊目の写真集『ヨーロッパ人』(1955年)である。

アルファベット表記が『Les Europeens』ではなく『THE EUROPEANS』となっているので、フランス版ではなく、ほぼ同時期に出されたアメリカ版ということになる。フランス版とアメリカ版は版元が違うのだけれど、同時に同じ場所で作られ発売されたようだ。アメリカ版もパリでプリントされている。

 

この『ヨーロッパ人』。写真だけに目を向けると、『決定的瞬間』ほど決定的ではないのだけれど、どうしても欲しくなる理由があった。それはその装丁。

 

 

本の装丁というと、一般的には、専門の装丁家や、グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナーによるものがほとんど。有名なデザイナーが担当した本の中には、今では考えられないような奇抜なデザインのものもけっこうあるので、面白いデザインの本を見つけるたびに、僕は誰が装丁をしているかをチェックしてしまう。そんなことを続けていると、意外なあの人がデザインしている本に出くわすこともある。先日、ブックオフで見つけたジャン・コクトーの詩集の装丁は、なんとあのピエール・カルダンだった。

 

 

話を『ヨーロッパ人』に戻す。その装丁を行ったのは誰か。それはなんとあのホアン・ミロなのである。僕は絵画に特に詳しい訳ではないのだけれど、ミロの絵は好きだ。こういうとアートフリークには怒られるかもしれないけれど、デザイン的というか、インテリア的というか、所有欲をかき立てる絵だなと思う。僕は、ブレッソンの写真集のデザインをミロが行ったという事実を知ったとき、なんとかして手に入れなくてはいけないなと思った。そして縁あって、入手することができたのだ。

 

『ヨーロパ人』を手に入れたいま、次なる野望は『決定的瞬間』も手に入れることにある。最初はミロのデザインだけあればいいかな、と思っていたのだけれど、実際にそれを手にしてみると、やはりこれは『決定的瞬間』と一対になっているような気がしてくる。ちなみにこちらは、アンリ・マティスのデザインである。

 

 

 

さて、僕のブログらしく、最後に『ヨーロッパ人』の相場についても軽く触れておきたい。この本に関しては、まず何よりコンディションによって値段が大きく左右される。コンディションがそこそこなら、12万〜16万円あたりは覚悟した方が良さそうだ。でも、50年前の本が、その程度の値段なんだなと思うと、恐ろしく安い気がするのは僕だけではないのではないと思う。

 

国内の市場には2年に1冊くらいのペースで出てくると、某写真集専門古書店のおやじ様が言っていた。興味のある人は辛抱強く待つしかないが、写真集の相場全体が上がりつつあるので、本気で欲しい人は、海外も含めてリサーチした方が良いかもしれない。

 

 

そして『決定的瞬間』を安く譲ってもいいという方、ぜひご一報をw

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仏像ランチ 続報です
category: event
今週末に予定されている三好和義さんと仏像ガールさんの 
トークショーに関して、お二人と打ち合わせをしてきましたー。 
正直な話、相当面白くなりそうです。 

まだまだチケット間に合いますので、 
よろしくお願いいたします〜。 





「好きです、仏像」概要 

国宝・重文約80体の撮影に取り組んだ三好和義。そして、全国のお寺を駆けめぐり仏像と心を通わせる仏像ガール。 
そんな二人が、自らの仏像体験とともに、とっておきの「仏像ばなし」を語り合います。 
三好氏は、写真集に掲載しなかった秘蔵写真を初公開するとともに、 
今だからこそ明かせる撮影秘話を。仏像ガールは、全国をかけ巡って集めた丸秘エピソードを紹介します。 

<プログラム内容> 
●三好氏が、今明かす、とっておきの撮影秘話 
・写真集発売後、問い合わせが殺到! 東寺・不動明王の眉間に輝く謎の光とは? 
・光に浮かぶ「三十三間堂」 千体仏と迦楼羅王にまつわるマル秘エピソード 
・室生寺と三好氏の誰も知らない深い関係とは? 
・みんなの見方は間違っている! この仏像はここから見るのが正解 

●仏像ガールが告白する「私が愛した仏像」は? 
・当日に発表「ぜひ、三好さんに撮ってほしい仏像ベスト5」 
・マニア必聴! この仏像のここがスゴいのだ 
・全国仏像巡礼で出会った、誰も知らない美仏とは 
・仏像ガール流、写真集『極楽園』の楽しみ方 


仏像好きなら、絶対に見逃せない、聞き逃せない、 
未公開写真や関係者しか知らない裏話を、 
当代の仏像好き二人がこっそり教えちゃいます。 

※当日の状況により、内容は多少変更する可能性があります。 


チケット購入はこちらから。 
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002029764P0030001P0006
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運慶を見に
category: 古寺巡礼
 法事で実家(愛知県岡崎市)に帰ったので、兄貴と一緒に滝山寺へ行って来た。
滝山寺には、運慶作の観音菩薩、帝釈天、梵天がある。

世は仏像ブームだというのに、ここにはその波が全然来てない(苦笑)
ほんと、驚くほど人がいないのだ。
隣接の東照宮とともに、ほぼ貸し切り状態だった。

滝山寺の運慶仏は芸術新潮にも出てたので、知っている人も多いだろうが、
実物の方が断然いい。色が塗り替えられてしまっているのが残念だけれど、
像の出来自体は、運慶作の中でも上位に入ると思う。


そういえば、以前、山本勉先生とお話した際に、「光背まで残っているのは貴重」と
おっしゃっていた。そして、できれば色をきれいにはがしたいともw
あの塗り方は、きれいに取り除ける塗り方らしいのだ。

岡崎市民でも、運慶仏が地元にあることを知っている人はあまり多くない。
まだご覧になられてないのなら、ぜひ行かれることをお薦めする。

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チケットあり〼
category: -
 

仏像ガールVS三好和義の仏像ランチ、 
まだチケットあります。 

ランチ限定メニュー「阿修羅バーグ」もあることないとか、ないとか 
(つまりない)。 

高藤も現地におりますので、ぜひお立ち寄りくださいまし〜!! 


http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1175746111&owner_id=454053 

チケット購入はこちらから!!!!!!!!!! 
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002029764P0030001P0006 


サマソニより面白いです(予想)。 
仏像ファンはもちろん、ロックファンも、時計ファンも、 
猫ファンも、高藤ファンも、ぜひご参加を! 



ちなみに、 
今週は大竹敏之さんによる浅野祥雲ナイト! 
じゃななかったB級スポットナイト!! 
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002029161P0030001P0006 

こちらも見逃せません。 
ただし、法事なので、僕はいません。
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う〜ん
category: -
 なんだかなぁ〜。

http://fukuhen.lammfromm.jp/2009/06/post_636.html#more

仏像ブームを盛り上げて来たのは、間違いなくブルータスでは
ないと思うんだけど・・・。

おいしいところは、いつも持ってかれちゃうんですよね。
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ディーター・ラムス展
category: event



 府中市美術館で開催中の「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代」に行った。

 

ラムス絡みの展覧会は、ここ数年で何度も行われているような気がするし、ラムス関連の書籍も自分の蔵書にかなり揃っているので、今回はわざわざ見に行くほどもないかな、と思っていたのだけれど、やはり行ってしまった。

 

展示されているBRAUNプロダクトは、正直いってどこかで見たことのあるものばかり。何度見てもいいものはいいんだけど、「あれはどこかな」的な、知ってるプロダクト探しのような状態になってしまった。

 

ただ一つ、気になるものがあった。それはブラウンのLEDウォッチ。ラムスデザインの時計というと、DW20DW30の2種類のLCD(液晶)デジタルウォッチが知られているが、その展示ケースの中に1本、見慣れないLEDウォッチが箱入りで置いてあった。ケースの裏から電源コードらしいものが出ているし、どうやらモックのようなんだけど、解説には詳細が書かれていない。そこで、駄目もとで、近くにいたスタッフに声をかけた。

 

「これについてもっと詳しいことが知りたいんですけど・・・」

 

突然声をかけられたその気弱そうなスタッフは、ちょっと慌てながらも、手元にある資料で時計について調べははじめた。見ているのは、たぶん展覧会図録。これについて載っているようなら買いたいな、と思いながら待っていると、やはりDW20DW30は載っているが、LEDウォッチについては記載がないようだった。

 

すると、スタッフはおもむろに、電話を取り出し、どこかへ電話をかけはじめた。どうやら、これについて分かる人を呼んでくれているようだ。

見た感じすごい頼りなさそうだったけど、なかなかやるじゃん。

 


そして、待つこと3分、


 

そこに現れたのは、



・・・なんと、


 

・・・警備のおじさん!!

 

 

・・・ただひたすらに謎です。

 

 

と・こ・ろ・が、


この一見して、どこから見ても普通の、警備のおじさんにしか見えないこの人物が、驚いたことに、ラムスプロダクトについてものすごく詳しい!!

 

 

な〜んてことは、もちろんなく、

 

「私じゃわかりませんので、後で学芸員から連絡させます。本日休みなもので・・・」

 

と、言われてしまった。そりゃ、そうだよね。警備の人に聞いても分からんということくらいは想像つくだろ、スタッフ君!

 

府中市美術館からは翌日すぐにメールをいただいた。ものすごく丁寧な対応にすごく満足している。謎も解けた。

 

 

ちなみに、今回の展示は、ブラウンものだけでなく、VITSOEシェルフシステム椅子なんかもあったりして、なかなか楽しめた。

ラムス資料はもうこれ以上いらないし、図録は絶対に買うまいと、心に誓って行ったのだけど、結局、買ってしまった。これが本としてなかなか完成度高いのだ。行かれる方はぜひ。少なくとも、カッシーナ展の図録よりは数倍いいっす。


 



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