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王様の時計
category: -
映画の小物として使われた時計というのは、
それだけで憧れの対象になったりします。

007しかり、エイリアンしかり。
(映画じゃないですけど、ルパン3世にも数々の名作時計が
登場してますよね。まぁこちらはそれが原因で人気化するような
ことはありませんでしたが・・・)


そして、それと同様のことが有名人が使用している時計にもいえます。

キムタクがしたロレックス・エクスプローラー1やオメガ125、
ベッカムがしたジェイコブやロジェ・デュブイ、
藤原ヒロシのカシオVDB1000などなど。
ものによっては、ものすごいプレミアがつきました。


そんな中、上記のだれよりも超超VIPな人物がある時計をしている
決定的な写真を入手しました。





この人、誰だか分かります?

実は、タイの国王ラーマ9世その人であります。

その腕の部分にご注目下さい。





こっ、これは、どう見ても、セイコーが1991年に発売した、
世界初のアナログクォーツ高速1/100秒クロノグラフキャリバー7T59搭載
「SEIKO SPEEDMASTER」ではありませんか!!!!



タイでは絶対的存在であるラーマ9世。
カメラ好きとして知られており、タイ国内を歩いていると
日本製カメラを構えている写真もよくみかけたりますが、
もしかして時計も日本製がお好みなのでしょうか???
(しかも選んだのが1/100ファーストモデルなんて・・・)

そういえば、前のブログで紹介したタイの時計店「Because I like it !」にも
国王の肖像がいくつも壁にかけてありました。





カメラと時計が好きなんて

・・・ガンダーラ井上みたいですね!w


これからこの時計をヤフオクに出品する場合には
ラーマ9世モデルと必ず書きましょう。
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仏像ガール
category: 古寺巡礼
仏像ガールさんの出版記念パーティに行ってきました。





『仏像の本』は、いまアマゾンの仏像関連本では最も売れている本です。

山本勉さんの『仏像のひみつ』、ムック『美仏巡礼』を押さえての1位ですから、

すごいですね〜。

書かれている内容もさることながら、掲載されている仏像が非常にいいんですよね。

まだの方、ぜひご一読を。



それにしても、パーティは大盛況でした。

これも仏像ガールさんの人柄でしょうね〜。

コップとか、細かいところに仏像が隠れていて非常に楽しい会でした。



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トイレ
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前のブログで書いたタイのサイアムセンターのトイレのサイン。



やっぱりゲイ仕様ですかね〜。

それにしても、タイでは男性のゲイカップルはたくさんみたのですが、
女性のカップルはあまり見かけませんでした。

なぜだろう???

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改名
category: 雑談
あんまりにも良いことがないので、
もしやこれは風水のせい?
姓名判断的に名前がよくない?
とか色々考えている今日このごろ。

我が軍(中日ドラゴンズ)の公式HPを見て
思わず目を細めてしまいました。

そこには、

「川井進投手は登録名を川井雄太(かわいゆうだい)に変更しました」

との一文が……。

漢字を変えるとか、読み方を変えるとかってのは
よくありますが、驚くほど大胆な改名。
「進」→「雄大」という変更には、まさにハンドルネームを
変えるかのような軽やかさがありますw

でも、

そうとう辛いことがあったんだろうな…

がんばれ、川井!
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生誕100年
category: 雑談
太宰治、松本清張、土門拳、淀川長治。
この4人には、第一級の文化人だということ以外に
ある共通点があります。


それは全員が1909年生まれということ。
つまり今年が生誕100周年となるのです。

この話を、知り合いから聞いたとき、強い違和感を覚えました。
それは、太宰治の存在。
ここに挙げられた誰もが、歴史に名を残す人々であることに違いはないのですが、唯一、太宰治だけが既に「完全なる歴史上の人物」と化している印象があるからです。

今の小中学生などからすれば、もしかすると同じポジションのように見えるのかもしれませんが、30代の僕らからすると、とても太宰治と淀川長治が同い年なんて考えられません。

その理由は、やはり太宰が早死にしたことにありそうです。
もっといえば、太宰だけがモノクロ・静止画の時代に死に、
ほかの全員がカラー・動画の時代に至ってまで活躍をしたからでしょう。

太宰が玉川上水で入水自殺したのが1948年。
カラーテレビが日本で本放送を開始したのが1960年。
モノクロですら1953年にスタートですから、太宰には動画映像がありません。
写真のカラーフィルムにしても、日本での販売開始は1941年ですが、
一般に普及するのは40年代も後半に至ってからです。

そのほかの3名に関しては1990年代に亡くなっていますから、
いずれもカラーの動画を残しています。
自分の記憶だと、松本、淀川は間違いなく動画のイメージがある。
土門さんの動画はあまり印象にありませんが、自身が撮影した
カラー写真をたくさん残してますから、
そんなに「昔の人」という印象がありません。

というわけで、太宰はモノクロの時代の人として、
歴史上の人物となったわけでしょう。
ただ、逆を言えば、チェ・ゲバラがそうであったように、
太宰は早死にしたからこそ歴史になれたのかもしれませんね。
カストロはいまだ「完全なる歴史上の人物」になれないでいるわけですから。


1909年は俳優の上原謙、小説家の大岡昇平など他にも多くの才能が生まれた年でもありました。こちら
こんなスゴイ人たちが集まってますから、今年は「土門拳の昭和」をはじめとするイベントや、各種関連出版物など、「生誕100年もの企画」が目白押し(土門拳だけでも2〜3冊の写真集が出るみたいです。没後の写真集は作家の意図が加わらないので、あまり面白いものは期待できませんけど…)のようです。



ちなみに、僕の生まれた1975年は……こんな感じ
へぇー相川七瀬って同い年なんだ。
えーっ、チェ・ジウも!
ガビーン、 マリオン・ジョーンズ
がちょーん、アレックス・ロドリゲス!!!


ずいぶん差がついちまったな………
………さかなくんよ

いや、僕はもっとだけどw




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森山大道 北海道
category: event
打ち合わせで青山に出たので、ついでに表参道のラットホールギャラリーで開催中の「森山大道 北海道」を見に行ってきました。

1978年初夏から約3ヶ月にわたり、札幌にアパートを借りて撮影した作品を、30年後のいま、初めて発表するという展覧会です。70年代後半といえば、森山さんが創作に苦しんでいた時代。でも、やはりこのころの作品はいいですね。最近のものより絶対にいいです。

で、作品を眺めながら(場合によってはオリジナルプリント買っちゃおうかなくらいの気分だったのでかなり集中して見てたのですが)進んでいくと、ある写真の前で足が止まりました。
商店街の風景を切り取った1枚。
そこに映っていたのは

「梅澤時計店 人気のセイコークォーツ」

と書かれた時計屋の店舗が!!



ガチョーン!!(謎)



ここまで来て時計屋かよ、と自分で自分に突っ込みつつ
78年のセイコーというと「メモリーバンク」とかかな、とか
場合によっては「05LC」辺りが残ってたかな、とか
ここ今でも店あるかなぁ、とか
要らぬことばかりを夢想してしまいました。
おかげで、時間切れ。
あんまり作品見れませんでしたよぅ(爆)




1500部限定の写真集が出てまして、間違いなく「買い」だと思ったのですが、ギャラリストの態度が非常に悪かったので、買いませんでした(苦笑)。でもやっぱり買っておけばよかったなぁ〜。

森山さんは今、日本で一番客が呼べる写真作家と言って間違いないでしょう。
作品の単価でいえば杉本博司の方がケタ違いに高いですが、
森山さんの方がファン層は厚いし、写真集も売りやすい。
個人的には仏像撮っていただきたいんですけどね。
一度、お願いして断られてますから・・・またいつかトライしてみたいものです。

そのときに困らぬよう、
撮っていただきたい仏も決めてありますw


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今年最初の・・・
category: オススメ書籍など
今年最初に買った時計を紹介しましたので、その流れに乗って、ほかの初物をご紹介させていただきます。



○ 今年最初に買った雑誌(2冊)

「芸術新潮」(新潮社)
運慶の大特集が組まれています。まだ、細かくは読めてないんですけど、なかなか読み応えがありそうです。買われてない方、ぜひ。
買ってから気づいたんですけど、2特は「ディーター・ラムス」でした。なぜ、このタイミングで?と思ったら、今年、ラムスをテーマにした展覧会が行われるんですね〜。知りませんでした。
原稿の最初には「デザインをテーマに掲げた展覧会はあまたあるものの、ここまで偏った展示は珍しいだろう。」とありましたが、05年にアクシスで行われた「ブラウン展」なんかと比べ、どう「偏っている」のかが、イマイチよく分からなかったのが残念でした。それほど珍しいプロダクトも掲載されておらず、もう少し突っ込んでほしかったなと。
ただ一つ、「芸術新潮」に、これだけは言っておきたい。
それは
「ぜひ、僕を雇ってください・・・w」




「90’sグッズ・マニュアル」(ネコパブリッシング)




「60’s」「70’s」「80’s」に続き、「90’s」が出ていたので買ってしまいました。
シリーズすべて持っているのですが、「90’s」が一番薄い。自分が学生時代を過ごした、ドンズバの10年なので、その現実が悲しいですね。それだけ、内容のない時代ってことか?? まぁ「失われた10年」ですからね。
誌面を見てみると、自分の頭にある90年代とはちょっと違う気がする。それだけ多様化が進んだ時代なのかもしれません。




○今年初めて観た映画

「Funny Games U.S.」
新年3日に観にいきました。外はセール目当ての若者でごった返しておりましたが、映画館の中は、驚きの閑古鳥。ほとんど貸し切り状態でした。
しかし、映画を見終わってみれば、それも納得。正直、内容的にも正月に見る映画じゃないし、「なんだかなぁ〜」って感じでした。
いや、ナオミ・ワッツをはじめ、出演者のレベルは素人目に見ても驚くほど高いんですよ。ディテールでいえば、細かな伏線を引くなど、随所に工夫がちりばめられている。ただ、見終わった後、それ以外には何も残らない感じでしたね。内容が薄い。
「時計仕掛けのオレンジ」とか「SAW」みたいなのを期待していたんですが、がっかりでした。

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バンコク中古時計事情3
category: タイ旅行
諦めの中で過ごした年末。

セントラル・ワールド・プラザでの不発により、
日本を出るときに行こうと思っていたショップの弾は尽きてしまいました。
あとは手探りで店を掘り当てるしかありません。


残る手がかりは「PAPAYA」の向かいの店で聞いた
「マーブンクローンセンター(MBK)に行けば時計屋があるはず」
という情報。しかし、いくら質問しても、それがアンティークなどを扱う店なのかは、よく分からないままでした(僕の英語力不足がいけないのですが…)。

しかも、問題はそれだけではありません。「PAPAYA」がそうであったように、たとえそこにアンティークを扱う店があったとしても、年末年始はやっていないかもしれない可能性もあるのですから。



色々考えた結果、まずは観光に集中し、時間が余ったら再び“発掘作業”を行おうということにしました。


ということで29日、30日は時計探しは休み。


31日
その日は朝からバスで水上マーケットへ。
マーケットの中を列車が走る憧れの「メークロン線」にも乗りたかったのですが、残された時間があまり多くないこともあり、今回はそれを諦めバンコクへ戻ることにしました(帰りのバスでそれっぽいのを見かけ、車掌に聞くと「あれはメークロンだ」と言っていたのですが、そんなことってあるんですかね…どちらにしても、やっぱりいつかは電車に乗ってあの風景を見てみたいものです)


昼過ぎにバンコクに戻ると、まずはフォーシーズンズで昼食。


(フォーシーズンズの中庭で見かけた少女)


その後、翌日に帰国を予定していた僕は、何も買い物せずに日本に帰るのだけは嫌だと思い、お土産用にタイシルクの「ジムトンプソン」へと向かいました。
12年前に訪れた時は欲しいものが全くありませんでしたが、さすがにタイもオシャレになっています。いけてるファブリックがけっこうあり、それらを買いあさる。


さらに、ブルータストリップで、タイはオシャレなファッションブランドが続々登場しているいう記事を読んでいたので、それを検証するため、サイアム・センターへ。この地元ブランドの話に関しては、機会があればまた書かせていただきますが、なかなか面白かったです。


大晦日のサイアムセンター付近は、なぜかゲイのカップルばっかりでした。もともと聖地ではありますが、それにしてもスゴイ数。

ちなみにここの男子トイレのマークは、なぜか内股。
その足の曲げ具合に、これって、もしかして、そういうこと???
と勘ぐってしまいます。

少々ビクビクしながら用を足し、うつむき加減でトイレの外に出る。
何もなかったことに安心し、ふと目を上げた瞬間、そこにあったのです。
私の目指すものが!


国王の肖像画が印象的な店内に並ぶのは、マクロロニックな70sウォッチの数々。








モナコ、シルバーストーン、カリキュレーターといったホイヤーの逸品。オメガはクロノクォーツ、メガクォーツ。ブライトリングのツノ(クロノマチック)や、ルクルトの珍しいクロノ。
そして、やっぱりスペースマン!(笑)

まさにタイの「ITEM」と呼ぶにふさわしい品揃えです。


値段はバカ安ということもないですが、為替の影響もあり日本よりは間違いなく安い。

そして何より、僕の心を揺さぶったのがこの店の名。

その名も「Because I like it !」

国王の肖像画の横に掛けられた写真には、無名70sウォッチ「ソルナ」を並べ微笑むオーナーの姿が。これこそまさに「だってすきなんだもん」って感じです。


この店名を見てしまったら、もう買うしかないでしょう。
これこそ「ジャケ買い」を超える「店名買い」。

さて何を買いましょうか。

が、しかし、その日はなんともう店じまいだというではありませんか。

閉めるのちょっと待った〜!


(イメージ仏像 in ワット・ポー)

いやまぁその、この写真、一度使ってみたかっただけですw


結局、翌日1月1日に再訪し、無事、ラメラメ文字盤のオメガのメガクォーツを購入したのでした。



値段は約50000バーツ。けっして安い買い物ではありませんが、コンディションはミントなので、日本で買うようりはお買い得ですかね。



ちなみに、買った後で聞いた話だと、この店のオーナーはルクルトとモバードのコレクターで70sウォッチは好きでないとのこと。


・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・店名、嘘じゃんかよ!




この日はMBKにも行きました。
ここの3階には宝石商がたくさん入っているのですが、
その中には中古時計を置いている店がけっこうあります。
大半が金融時計。でも一部に面白そうなのもありました。
ただし、新品で売っているのはかなりの確率でニセモノなので気をつけましょう。



それにしても最後の最後で「Because I like it !」を見つけるあたり、
神業としか思えません。
これもすべてエメラルドブッダのおかげです。


エメラルドブッダとは何なのか?


そして、タイ見仏記へと続く。

・・・

・・・

・・・予感。


合掌
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バンコク中古時計事情2
category: タイ旅行


28日(日)

ワットポーで巨大涅槃像に「必勝祈願」(謎)をした後、
大物と出会っても緊張して動きがとれなくならないように、タイ式マッサージで身体をほぐした。
大物とはもちろん、時計のことであります。





子供思いの男性が運転するトゥクトゥクでサイアムへ。

目指すはセントラル・ワールド・プラザです。
ここにアンティークウォッチショップがあるらしいということは、
インターネットによって既に情報を得ていました。
しかし、この大きなショッピングセンターのどこにその店があるのかが分かりません。
それどころか、ブランドショップが入るこの大型ショッピングセンターに、
果たして本当にアンティーク時計を扱う店が入っているのか・・・

外観を目の当たりにした僕には、正直、不安になりました。


サイアムパラゴン側から歩いてセントラル・ワールドに入ると、1Fに並ぶのは、ロレックス、ロンジンなど、高級時計ブランドのブティック群でした。
アランシルベスタインもある。
そして、なんと年末セールで全品半額と書いてあるではないですか!

よっしゃー、と意気込んで店内へと入ったものの、
今のアランは定価が恐ろしく高いんですよね〜。
半額といえども、そうそう簡単に買えないことに気づき、

「やっぱりオレには中古しかないんだ」

と自分のポジションを再確認したのでした。
時計を新品で買うという行為は、やっぱり豪族のなせる業なのですよ。

ここで買えないんだから、僕は一生アランを新品で買うことはないんだろうなと思うと、少々むなしい気分になりました。


タイに来てまで、身の丈を知らされた無力な自分。
しかし、ここで意気消沈しているヒマはありません。
「オレはそもそも中古男じゃないか」と再び自分を奮い立たせ、
エスカレーターで上層階へと向かいます。



衣料品フロア、スポーツ用品フロアを経て、家電フロアへ。
なんとなく「この階かな」と思った僕は、立ち並ぶ液晶テレビの間を抜け、建物の奥へと進みました。

何かに吸い寄せられるように歩く。

すると、迷うことなく意中の店の前へ。まさにミラクル!
こういう嗅覚だけはあるんですよね〜w

無駄な動きをすることなくたどり着いた時計店の名は「PAPAYA」。
しかし、その店内は暗い。
さらに、店内に入ると、ガラスケースの中には「パティックフィリップ」などのディスプレイはあるものの、肝心の時計が一本もない。

時間は19時過ぎ。
到着が遅すぎたか・・・


店には2人の若い店員らしき男性が、僕の存在を半ば無視しつつ携帯ゲームに興じ続けていました。話しかけないでほしいというオーラがムンムンと漂う中、そのうちの1人に話しかけました。

「今日はもう閉店しちゃったんですか?」
「ええ」
「明日は何時から何時まで空いてますか?」
「明日はやってません」
「え? じゃあ次に店が開くのはいつ?」
「来…」
「えっ? 来週ですか?」
「来年」
「・・・・・・」




その言葉を聞き、意識が瞬間飛びかけました。
そうなのです。
ここ「PAPAYA」は、年末年始には店を閉めるのです。

香港や台湾と違い、中国暦で動いていないタイでは、
年末年始に休みを取ったとしても、全然不思議じゃない。
でも、日本を発つ前に、旅行会社に確認したときに
「年末年始も大体の店がやってますよ」
と言われていたこともあり、安心しきってました。

普通に考えれば、よほどの大資本の店じゃなきゃ、
休む可能性が高いわなぁ・・・。



そして、それは当然、他の店についても同様の可能性があるということを意味しています。事実、「PAPAYA」の向かいにあるもう一つのアンティーク時計を扱う店もその日から休みに入るということで、既にそこに時計は並んでいませんでした。

何たる不覚。

ちなみに、帰国後、某アンティークショップの店主に聞いた話では、
ここの2店は割と有名で、海外からバイヤーがよく訪れる店とのことでした。
ほんとがっくし。


今更ながらに年末年始にこの地を訪れたことを悔やみましたが、後の祭り。
バンコク到着2日目にして、アンティークウォッチ発掘の夢は
絶たれてしまうのか・・・。




続く




……はず

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バンコク中古時計事情1
category: タイ旅行
2008-2009の年末年始にタイのバンコクへと行ってきました。

ここ数年は、年末年始は香港に行くことが多かったのですが、
08年は香港に行く機会が多かったのと、何より面白い時計を
すっかりみかけなくなった(笑)ということもあり、心機一転、
今年はバンコクを目指すことにしたのでした。

僕がバンコクを訪れるのは12年ぶり。
12年前のバンコクといえば、まさにアジア通貨危機の震源地。
カオサンストリートの激安ゲストハウスに泊まり、
食費や交通費を切り詰めながら過ごしていただけに、
日に日に円高になっていく為替レートに心躍らせたものでした。
関係ありませんが、このとき、ダイアナとマザーテレサの死を知ったのも
カオサンの酒場でした。様々な国の人が、テレビを見ながら泣いていたのを
今でも鮮明に思い出すことができます。
(カオサンの日本人の間では志村けんも死んだという噂がありましたが、
こちらはガセでした・・・w)


さて、当時は、まだまだG-SHOCKブームもさめやらぬころでして、
オシャレ頂上人(by雑誌『BOON』)の海外旅行時の合い言葉は
「レアG見つけたら即ゲット」でしたw
いや、半分冗談ですが、それくらいみんな海外でGショックを
探ししてたんですよね〜。

僕はといえば、Gショックにはそれほど関心がなく、
もっぱら80s〜90s初期デジタル時計ばかりを集めてました。
確か、『Bigin』だったと思うんですが、
「バンコクでVDB-1000を大量捕獲」
なんて記事が出ておりまして、「世界バカ安地帯探検隊」の隊員だった僕の心を
鷲づかみにしたのでした。それがタイを目指した一つの理由だったのです。

ちなみに、当時、VDB-1000といえばヒロシ君(藤原ヒロシ氏、
けっして僕が友達だから君づけで呼んでいる訳ではありませんw)
がしていることで人気に火がつき、1個10万円近くしていたんですよね。
ガンダーラ井上氏率いる「腕コン倶楽部」(by『relax』)に憧れていた僕は、
どうしてもVDB-1000を大量捕獲したかったのです。
※ ちなみに、たまにヤフオクでVDB-1000を「藤原ヒロシデザイン」と
して売っている人がいますが、そんなこたぁありません。

そうして訪れたバンコクには、VDB-1000のカタログすらなかったわけですが、
それでも、マニアックな腕コンたちがそれなりにゴロゴロとはしておりました。
マップメーター(カシオ)とか、腕リモ(カシオ)とか、プロトレックの1stとか・・・。
もっとありましたが、書き並べていくと、なんだかむなしくなるだけなので、
この辺りでやめておきますw

それでも、当時は相当わくわくした買い物だったんですよね〜。
ワオぅ!マップゲット〜なんつって・・・w

そこで今回、12年前のちっぽけな成功体験(謎)を胸に、
バンコクへと乗り込みました。




12月27日(土)
まず最初に訪れたのは、ウィークエンドマーケット。
その名の通り、週末だけ開催されているマーケットです。
12年前にもここを訪れておりまして、当時はヴィンテージの古着
なんかを買ったり、一緒に行った友人に、露店で売っていた
「タガメの素揚げ」を無理矢理食べさせたりした、
楽しい楽しい思い出があります。
中古時計を扱う店もあったのですが、当時は機械式時計に興味がなく
完全にスルーしてしまいました。
ウィークエンドマーケットの会場は猛烈に広く、
一度通り過ぎてしまうと、同じ店に再度たどり着くのは難しいと
言われております。12年前のかすかな記憶だけが頼りでしたが、
日頃の明治公園フリーマーケットでトレーニングの甲斐あって、
無事、目指す時計店を見つけることができました。

場所はSection1付近。



超怪しげな骨董店が並ぶこのエリアに
中古時計を扱う店が数軒あります。

ガラスケースの中には、ロレックス、チュードル、オメガといった
スイスビッグネームから、セイコーなどの国産、さらには、
スペースマンのようなものまで並んでいました。

しかーし、ご多分に漏れず、怪しげなものがほとんど。
ロレックス、チュードルは完全に偽物。その他もかなりきな臭い。
セイコーは明らかに針がボンドで・・・(苦笑)

唯一手が入ってなさそうだなと思われたのは・・・
「スペースマン」だけw

オメガはフライトマスター、コンステレーションなどありましたが、
この辺はとても手が出せる気配ではなく、クロノクォーツだけが、
ベルトはオリジナルではないけど、買っても損はないかな・・・と
思えるものでした。値段は9万円くらいでしたが、値切れば7万円くらいには
なる感じ。機械も生きていたし、ベルトもオリジナルではないけど、
それっぽいのがついていたので、いいかなぁとも思ったのですが、
バンコク初日ということもあり、今回はパスすることにしました。


で、次は中華街の泥棒市にでも行こうかな・・・と思ったのですが、
そのときふと頭をよぎったのが12年前の記憶。
英語が通じないその場所へ、ドキドキしながら行ったけれど、
あるのは偽物のRADOと、明治公園FMで売られている無名時計のガラ
の生きている姿だけだったという事実。
あのときなかったのだから、今だってあるはずがないと思った僕は、
明日からの大漁を願うべく、仏像巡りへと向かったのでした。


ということで、「バンコク中古時計事情2」「バンコク・ブランド品セール」
「タイ・地元ファッションブランド」「タイ見仏」「メークロン線」
「その他 タイおもしろ話」については
次回以降へと続きます。

・・・

・・・

・・・

・・・たぶんね



気長に待っててくださいw

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