今年は本当にいろいろあった1年だった。
差し引けば 幸せ残る 年の暮れ
とは沢木耕太郎さんの父の名句だけれど、
今年に限って言えば、少し悲しみの方が勝ってしまったような気がする。
2月にはシュンギクが死んだ。
ボクらにとっては子どものような猫の
あまりに突然の死だった。
そして義母の病状が悪化した。
先日の審査で、要介護4という極めて深刻な
評価をくだされてしまった。
夏に、希望の地スイスへ連れて行けたことは
ボクらの心の支えになっているのと同時に、
本当にあの旅は正しかったのか、
あれが原因で悪化してしまったのではないか、
という思いを心のどこかに抱かせている。
もしかして、自己満足でしかないのではないかと。
妻の苦しむ姿を見るのが辛い。
そして今も、ボクらは選択の岐路にいる。
自分の両親にもいろいろあるけれど、
なかなか思うようにしてあげられない。
そのことも小さなストレスになっている。
それでも元気であればうれしい。
仕事面では、多くの人に助けられた。
尊敬する先輩に失望したり、
本質以外のところで苦しんだりと
細かなことを数え上げればきりがないが
それでも、なんとかなったんだろうと思う。
皆さんのおかげです。
ありがとうございます。
差し引けど 悲しみ勝る 年の暮れ
まぁ、2013年はそんな感じだったと思う。
来年に積み残した宿題も多いけれど、
逃げることなく、夫婦で正面から対峙していきたい。
今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。