Breitling(ブライトリング)の「AVI」という時計です。
同じペットネームの時計は時々見かけますが、だいたいが三つ目モデル。
二つ目のこのモデルはあまり見かけません。
名前からしてアビエーションウォッチ(航空時計)を意識したモデルなのでしょうが、得意分野ではないので、よく分からないんですよね〜。
一応、海外のコレクターズブックやコレクターズサイトで入手した情報によると、1960年代頃に売られていたこと、ヴィーナス178が載っていること、最近値段が上がり始めていること(相場表には4500ドル以上で上昇中とありました)、そして何より文字盤、針を含めオリジナルであることだけははっきりしました(京都のスミスに同じ時計があるのですが、針や文字盤が違う。バージョン違いなのか、それとも……?)。
この時計、ぱっと見は普通の二つ目クロノグラフなのですが、
実は秘密があります。
買った当初、カレンダーを合わせようと思ったんですが、
どうやってもカレンダーが調整できない。
壊れてるのかな、と思ったんですが、そのときふとあることに気づきました。
コレクターズブックにある写真も、僕の時計も、どちらも同じ「15」で止まっている。
こんな「15縛りの偶然」なんておかしくないかと…。
そこでひらめきました。ヴィーナス178が載ってるのだから、これは15分積算計なのではないかという仮説が。
早速、クロノをいじくってみたんですが、
思ったとおり、1分で窓枠の数字が変わりました。
なんと
「メカデジ積算計」が付いた時計だったのです。
こうなると俄然、マクロロン的には盛り上がって来る訳で…w。
まだまだ知らない時計があるものですね〜。
この時計についてもっと詳しいことをご存知の方、似た様な変な時計をお持ちの方、ぜひご一報下さいまし。