普通、時計の形は丸か四角。またはその中間的な樽型ケースが一般的です。しかし、中には例外的な形状をした時計もあります。例えば三角形。時計愛好家の間で「三角時計」と呼ばれるものです。代表的なもので言えば、ハミルトンのベンチュラ、オリエントの三角時計、ウォルサムのフリーメーソンなどがそれに当たります。これら三角時計は、見た目的にもインパクトがありますし、数が少ないですから非常に高価なんです。
しかーし、その一方で、世の中から評価されることもなく、闇に隠れて生きている時計があります。それは「三角っぽい時計」。
例えば70sスイスの有名「無名ブランド」SANDOZのこんな時計です。
惜しい!あと少しで三角だったのに、これでは台形です。もう一歩でメジャーウォッチの仲間入りだったのに残念ですね〜(嘘)
次にTeriottのメカデジ。
これはすでに台形ですらない。ハート形っていうか・・・(じゃあ紹介するな!)
それにしても、時計はなんで一部の例外を除いて丸か四角なんでしょう? 赤瀬川原平さんが、何かの雑誌で「時計が丸いのは日時計が原点にあるかじゃないか」というような内容のことを書いていたような気がしますが、もしそうだとすると四角はどうなるんでしょうねー。