多忙をきわめるなか、なんとか時間が取れた、というか強行軍で、
先日ふらっと行ってきましたパリフォトについて、速報させていただきます。
今年は新しい写真家という意味ではあまり面白みのないパリフォトなのでした。
一方でヴィンテージは良いものが並んでいます。
ハリーキャラハンは300万円。
作品の質、作家のレベルを考えれば決して高くないような気がしますが、
どうでしょう。
ボクにはとうてい手が出ませんが。
スタイケンは5000万円!!!
他人のポートレイトにこんな値段を出す人の気分がボクには分かりません。
サラムーンの写真はやっぱりキレイです。
動物写真の旗手、ビガー・アニマルズ。
値段は聞き忘れましたが、これは代表作の一つなので、けっこうするかも。
ビガーには珍しく、風景写真もありました。
面白みはありますが、やっぱり動物ものと比べると落ちますかね。
日本勢だと、篠山紀信とか。
これは写真集『晴れた日』に出てるシリーズ。
『晴れた日』は篠山紀信の写真集の中で、ほとんど唯一
好きと言える一冊ですが、なぜに今さらという気も。
まぁヴィンテージに今さらも何もないですけど、
ボクは写真集で十分かな。『晴れた日』に関しては機会があれば紹介します。
横山ノックのポートレイトは外人にはどう見えるんでしょう?
ずっと気になっている若手、春木麻衣子。
上のシリーズは東京フォトでも見ましたが、かなり好きなテイスト。
下のはちょっとキャラハン入ってます。
渋いところでは、中山岩太。
驚くことに売れてました。
日本じゃ絶対ないよね。
さすがパリフォト、懐が深いです。
他にも色々あったので、時間があればまたご紹介いたします。
※今回のブログは大半は本当の話を元に構成していますが、
かなり多くの嘘も含んでいます。
まず第一に、ボクはパリフォトには行っていません。
また、パリフォトに出ていない写真家も一人だけ含まれています。
パリの写真家、宮本敏明氏から送られて来たメールを元に再現した
偽日記になりますので、ご了承下さい。