- バーゼル6日目の時計
- 2012.03.13 Tuesday
- category: 60s design
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取材があるブランドの時計をしていくプロジェクトも、そろそろタマ切れかと思っていたら、なんとかありましたブライトリング「AVI」SIHHではGPを除きほぼ全滅でありましたが、バーゼル組の時計は意外と持ってますね、ボクも。さて、今年のバーゼル、エントリーモデルが充実しているなという印象です。高額品はもちろんですが、100万円以下の時計にいいものが多い。このTISSOTのシースター1000プロフェッショナルは中でも安いなぁ〜と思った1本。この出来で、20万円とは驚きです。1000本限定だそうですが、これは早々になくなるでしょう。
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- 携帯電話を買いました
- 2010.08.26 Thursday
- category: 60s design
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油断をすると、こういうものをすぐに買ってしまいます。先日オープンしたばかりのグラフィオ(Graphio/buro-stil)で購入した、1960年代にイタリアのTelcer社から発売されたという電話機「BOBO」。デザイナーはSergio Todeschiniという人らしいです。大きなベルが2つ付いていて、非常にキュート。ちなみに、ネットで調べてみると、なんと、あの有名人も、愛用しているようです。せんとくん。(爆)デザイン電話といえば、リチャード・サパー(Richard Sapper)とマルコ・ザヌーソ(Marco Zanuso)がデザインした有名なデザイン電話「グリッロ(Grillo)」や、Ralph Lysellデザインのエリコフォン(Ericofon)とか、コラーニ、ジウジアーロ、マリオ・メリーになんかのなんかは知っていたんですが、こいつは知りませんでした。ジウジアーロの電話機は持ってるはずだけど、どこかにしまい込んでしまってすぐには出てこない・・・。ちなみにこの電話、こんなにもカラーバリエーションがあるようです。いや、いや、集めませんよ!(笑)
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- Breitling AVI
- 2008.06.19 Thursday
- category: 60s design
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Breitling(ブライトリング)の「AVI」という時計です。
同じペットネームの時計は時々見かけますが、だいたいが三つ目モデル。
二つ目のこのモデルはあまり見かけません。
名前からしてアビエーションウォッチ(航空時計)を意識したモデルなのでしょうが、得意分野ではないので、よく分からないんですよね〜。
一応、海外のコレクターズブックやコレクターズサイトで入手した情報によると、1960年代頃に売られていたこと、ヴィーナス178が載っていること、最近値段が上がり始めていること(相場表には4500ドル以上で上昇中とありました)、そして何より文字盤、針を含めオリジナルであることだけははっきりしました(京都のスミスに同じ時計があるのですが、針や文字盤が違う。バージョン違いなのか、それとも……?)。
この時計、ぱっと見は普通の二つ目クロノグラフなのですが、
実は秘密があります。
買った当初、カレンダーを合わせようと思ったんですが、
どうやってもカレンダーが調整できない。
壊れてるのかな、と思ったんですが、そのときふとあることに気づきました。
コレクターズブックにある写真も、僕の時計も、どちらも同じ「15」で止まっている。
こんな「15縛りの偶然」なんておかしくないかと…。
そこでひらめきました。ヴィーナス178が載ってるのだから、これは15分積算計なのではないかという仮説が。
早速、クロノをいじくってみたんですが、
思ったとおり、1分で窓枠の数字が変わりました。
なんと「メカデジ積算計」が付いた時計だったのです。
こうなると俄然、マクロロン的には盛り上がって来る訳で…w。
まだまだ知らない時計があるものですね〜。
この時計についてもっと詳しいことをご存知の方、似た様な変な時計をお持ちの方、ぜひご一報下さいまし。
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- 台形時計
- 2008.05.19 Monday
- category: 60s design
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普通、時計の形は丸か四角。またはその中間的な樽型ケースが一般的です。しかし、中には例外的な形状をした時計もあります。例えば三角形。時計愛好家の間で「三角時計」と呼ばれるものです。代表的なもので言えば、ハミルトンのベンチュラ、オリエントの三角時計、ウォルサムのフリーメーソンなどがそれに当たります。これら三角時計は、見た目的にもインパクトがありますし、数が少ないですから非常に高価なんです。
しかーし、その一方で、世の中から評価されることもなく、闇に隠れて生きている時計があります。それは「三角っぽい時計」。
例えば70sスイスの有名「無名ブランド」SANDOZのこんな時計です。
惜しい!あと少しで三角だったのに、これでは台形です。もう一歩でメジャーウォッチの仲間入りだったのに残念ですね〜(嘘)
次にTeriottのメカデジ。
これはすでに台形ですらない。ハート形っていうか・・・(じゃあ紹介するな!)
それにしても、時計はなんで一部の例外を除いて丸か四角なんでしょう? 赤瀬川原平さんが、何かの雑誌で「時計が丸いのは日時計が原点にあるかじゃないか」というような内容のことを書いていたような気がしますが、もしそうだとすると四角はどうなるんでしょうねー。 - comments(0), trackbacks(0), -
- BULOVA ACCUTRON × Kishin Shinoyama
- 2008.03.26 Wednesday
- category: 60s design
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以前、別のところでも紹介しましたが、古い篠山紀信の写真集「Shinoyama 篠山紀信と28人のおんなたち」(68年刊)の中に、こんな写真を見つけました。
めちゃくちゃカッコいいっす。
上の写真で女性(Yuri)がくわえているのは、ブローバの誇る音叉時計「アキュトロン スペースビュー」。下の方は残念ながらどこの時計かは分かりませんが、60年代当時に製造されたデザインウォッチ(ファッションウォッチ?)だと思います。
ボクにとっては宮沢りえのサンタフェのイメージが強すぎて、ほかの作品を見る気にならなかった篠山先生ですが、こんなイカす写真も撮ってたんですねぇ〜。
見直しましたw
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- NIVADA DEPTHMASTER
- 2008.03.24 Monday
- category: 60s design
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真偽のほどは定かではありませんが、ミリタリーウォッチが来ているそうです。
ただし、ミリタリーウォッチと言っても、グリシン「エアマン」や、オリジナルの「パネライ」のような、ミルスペック付きのモノホンじゃないとダメ、ということもないらしく、黒文字盤で「なんとなくミリタリー風」でありさえすれば良いとのこと(笑)。
雑誌「Free&Easy」あたりに発信源がありそうな、このミリタリーウォッチブーム(そんなもんが本当にあるのかどうかも知りませんが)。
自分も乗っかろうかと、コレクションの中から黒文字盤の時計を探してみました。
ところが、該当する時計をあまりに持っていないので、正直自分でもびっくり(笑)。
いや、黒文字盤というだけなら、ないわけではないのです。
例えば
シャウアーの「DIGITAL2」とか・・・、
SEIKOの「サーミック」とか・・・(笑)
イギリス軍やNATO軍に正式採用されている「7A28」ムーブメントと搭載した時計もたくさん持っているのですが、そのほとんどがジウジアーロシリーズなので、まったくミリタリー風味がありません。
そんな中、唯一「ミリタリー風!」と言えなくもないのが、ジウジアーロシリーズ同様、○○マスターの名前を持つこの時計、ニバダ「デプスマスター」(NIVADA DEPTHMASTER)です。
松本零士氏が愛するオリエント「KING DIVER 1000」とまったく同じケースが使われた時計ですが、実はこちらの方が元ネタ。このニバダの1000mダイバー(絶対に1000メートルも潜れないと思いますが・・・)に使われたケースを、後にオリエントが輸入して作ったのが、先のキングダイバーなのであります。だからというわけではないでしょうが、やっぱりこちらの方がカッコいいです。
ニバダやオリエント以外にも、この「1000mケース」を使っているメーカーがあるようで、サンドズ(SANDOZ)名のものも発見されています。
ということで、なんとかなりそうな1本を見つけたボク。
今年の春は、この時計して、軍人気取るぞー(笑)
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