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ドイツの駅
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花宇中央駅。




いつもお世話になってます!w
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センチメンタルな旅 香川 写真帖
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ボクがノルマンディに泊まるわけ
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パリではいつも違う宿に泊まる。

そう書くと、なんとなくツウっぽい感じに
聞こえるかもしれないが、
取材で訪れることが多いボクにとっては
取材先へのアクセスと宿泊料金が宿決定のすべてなのだ。
なので、だいたいの場合は、信頼のおけるコーディネーターさんに
相談して推薦してもらったり、そうでなければ
エクスペディアを眺めながら決めることにしている。

そんなボクが1つだけ、2度目の滞在を決めたホテルがある。


そのホテルに最初に泊まったのは、初めてパリを訪れたときのことだった。
月曜日から取材の予定が入っていたボクは、
コーディネーターや現地カメラマンとの打ち合わせのために、
チームよりも1日だけ早くパリ入りをすることにした。
今ならもうそんなことをする必要はないのだけれど、
海外取材に不慣れだった当時のボクは、
とにかく不安でたまらなかったのだ。

一方で、せっかくだから一泊くらいは
会社の予算などを気にすることなく奮発して少しだけいいホテル、
いや歴史あるクラシックホテルに泊まりたい、
そのために多少なら早く現地入りしてみるのもいい。
そう考えたのも事実ではあった。


そうしてボクは、月曜日にチームが到着するする少し前、
土曜日の夜にパリに入り、
2泊だけ自費で格上のホテルに泊まることにした。

といっても、ボクの自腹で支払える金額などしれている。
選んだのは歴史ある4つ星ホテルだった。


装飾美術館の目と鼻の先、プランタンやコレット、
オペラ座などにも徒歩で行ける好立地。
という条件は、パリバージンで仕事で訪れただけの
ボクにはほとんど無意味だった。
もちろん、そこが伊集院静と夏目雅子が愛を育んだ
ホテルだと知ったのも、それよりずっと後のことである。

決め手は歴史ある古そうなたたずまい。
そして、翌日からチームで泊まる安ホテルまで
歩いて移動できる場所にあるということ。
ただそれだけのことだった。


シャルルドゴール空港からタクシーに乗り、
ホテル到着したのは18時ごろだった。
夕方のノルマンディホテルは赤いライトで照らされていて、
古い街並の中にぼんやりと浮かんで見えた。

フロントでチェックインをすます。
カウンターの向こうの男性は、部屋番号をボクに伝えると
鍵はコンシェルジュからもらってくれと言った。
フロントの向かいがコンシェルジュカウンターになっていた。
鍵を渡され、今にも壊れそうなエレベーターで部屋へと向かう。
ポーターはおらず、荷物は自分で持つしかなかった。
4つ星ホテルといっても、パリでは荷物を持ってくれないのか、
そんなことにボクは少しだけ驚いた。


上海の和平飯店のときも感じたのだけれど、
海外のクラシックホテルには少しの恐さを感じる。
ギシギシときしむ薄暗い廊下、少しすえたようなニオイ。
ノルマンディホテルの場合には、増改築が繰り返されたような
妙な作りになっていて、ところどころに小さな階段がある。
そうした構造もなんとなく心をゾワゾワさせた。
部屋は高級感はないものの、レトロで雰囲気があった。
パリらしいとはこういうことだ。
そのときのボクはそんなことを考えた気がする。
ただ、なんとなく、少しだけ違和感があったのを今も覚えている。



翌日、午後にコーディネーターと待ち合わせをしていたボクは、
近所のカフェで打ち合わせをすますと、装飾美術館の
書店を冷やかしてから、夕食をとって部屋に戻った。

昨日と同じ、不思議な構造をした廊下を抜け、部屋へと入る。
そのとき、ふと、机の上を見ると、1枚の布があることに気づいた。
ディアスキンのような手触りだけれど、どうやら革ではないらしい。
日本ではあまり見かけない清掃用に作られた人工素材の布巾。


「なんだろう」


まずそう思った。
そして次に、


「清掃員が忘れて行ったんだな、どういう四つ星だよ」


そんなことを思ったのだと思う。



そして、その布を手にした瞬間、ボクは愕然とした。


「SOS」



布にはそこにしっかりとそう書かれていた。



薄暗いクラシカルな部屋の中でのメッセージ。
さすがにビビった。
思わず、トイレやキャビネットの中をムダに覗いてみた。
けれど、もちろん閉じ込められている人などいない。
耳をすませても声は聞えない。


清掃員が奴隷のように働かされているのか、
それともやっぱりこのホテルでかつて何らかの事件が・・・

悶々としながらボクは眠りについた。



翌朝、チェックアウトしたボクは、逃げるようにこのホテルを去った。
ボクの最初のノルマンディホテルは、そんな衝撃の中に終わったのだった。




そんなノルマンディホテルに、再び泊まることにした。
理由は何よりも格安だったから。

エクスペディアでの利用者からの評価は最低だった。
古い、汚い、マナーがなってない。
ただ幽霊が出たとか、助けを求められたというのはなかった。
そして何より1万円であのロケーションに泊まれるのは魅力的だった。
SOSのことも少し気になっていた。
あのとき、どうすることも出来ずに逃げ出してしまったことを。
再訪したところで、その謎は解けないだろうけど、
なんとなくもう一度泊まってみるべきではないかと思った。


2度目の逗留2日目。
出かけようとエレベーターホールに向かう途中に事件は起きた。


廊下を進み、突き当たりを曲がったとたん、
見てはならないものを見てしまった。

本来であれば絶対にそこにはいない存在。


半裸で匍匐前進(ほふくぜんしん)する男がいた。
しかもひとりではなく、二人の隊列だった。


前を行く男と目が合うと、彼は前進をやめ、
突然起き上がると、壁にもたれL字型に座り直した。
そして何事もなかったようにiPhoneを眺める。
それでも半裸。雪の降った寒いパリ。

ボクは、一旦は慌ててエレベーターに乗り込み1階へと降りたのだけれど、
あれが現実に実在した風景なのか、だとしたら何だったのか、
気になって仕方がなかった。
忘れ物を自分へのいいわけに、もう一度エレベーターで4階へと向かう。

エレベーターのトビラが開くと、やはり二人はいた。
ひとりの男は階段の手すりを使ってストレッチをするふりをしながら
階下から人がこないかを見張っているようだった。
もうひとりは再び匍匐前進の姿勢をとっていた。


「お前ら、いったい何者だ」

ボクは勇気を出して尋ねた。

返事はなかった。

声が小さかったからかもしれないし、
日本語が理解できなかったのかもしれない。
それとも、話せない理由があったのか・・・。

ムキムキに鍛えあげられた上半身を前に、
ボクはそれ以上厳しい質問を投げかけることができなかった。


ただひとつだけはっきりしたことがある。
やはりこのホテルには、何か救うべき対象がいる。
そして、その救出ミッションを遂行しようとするひとたちも。
ボクはそう確信し、再びパリの街へと出かけることにした。







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ジャケ買い
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前にフランスに行ったときに買って帰った缶詰。






完全にジャケ買いだったので、内容が何かは分からなかったけれど、

開けてみたら全部魚料理が入っていた。


これが、なかなか旨い。


正直、味のほうはあまり期待してなかったんだけどね。

サラダにのっけるだけで、ちょっとした料理になります。


今度行ったときは、もっとまとめ買いしてこよっと。


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道との遭遇
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超人たちのフライト
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バーゼル・ワールド2012の取材のため、ドイツのフライブルクに来ている。
明日から、毎日約1時間をかけて、スイス・バーゼルへと通勤することになる。



成田を出る前、ラウンジで合流した広告部のサワダさんは、

ボクの顔を見るなり、


「来る時、靴のヒモが切れたんですよ」


と、なんとも不吉なコトをいう。




テリーマンかよ!


あんた、テリーマンかよ!(なぜか2度言う)



テリー以外ではじめて、ボクのまわりで「靴のヒモを切った」という人を見た。
まぁ実際のところ、テリーもボクのまわりにはいないんのだが、
普通切れないよね、靴のヒモって。


どちらにしても、靴のヒモが切れたからには
「仲間の身に何か・・・」がおこる可能性が高い。
そのことはキン肉マン世代であれば誰でも分かる。


問題はその「仲間」とは誰なのか?
テリーにおけるキン肉マンのポジションは。



不安をいだきつつ飛び続ける飛行機。
長いフライトに「小腹が空いたな」と感じたころ、
ボクは自分の目を疑うことになる。






吉野家の牛丼。
牛丼ひとすじ、300年・・・。
早いの、うまいの、やっすいの・・・。



って、俺かよ、キン肉マンは!
(キン肉マンはかつて吉野家の牛丼が大好きだった)


まぁ、機内食として吉野家が出ている以上、
機内の全員がキン肉マンである可能性があるのだが。


そして、そう思い出すと、全員がキン肉マンに見える(嘘)





とかなんとかいいつつも、飛行機は無事、フランクフルトに到着。




機内で買った「森伊蔵」
(なんと3月〜5月限定ながら、定価販売だとか! 
ボクは知らんかったけど、毎年そうらしいっす。
そういうことは早く言ってよ!)を手に、
さっそうと空港を後にするテリーマン。いやサワダさん。
リモワを2個も持って来るあたり、



(言葉の)意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ。




さてと、明日から(ってかもう今日か)は友情パワーでがんばりまっす。


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ミッフィーのふるさと
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三人組。















種田(元中日ドラゴンズ)。









その他







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とうとう嵐がやってきた!
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これが最後の嵐ネタになるだろう。




それは、今週火曜日の夕方のことだった。

週末の涼しさが嘘であったかのように、再び熱を取り戻した東京。
それでも、ひところの我慢ならない不快さはなりを潜めていた。
いくぶん過ごしやすい気候に、秋の訪れを感じる昼下がり。
と同時にボクはあることを思い浮かべる。



秋の訪れ、9月、嵐のコンサート。




今年のボクの夏は、この連想ゲームを反芻する毎日だった。


秋の訪れ、9月、嵐のコンサート。


ネットオークションを見れば、
嵐のチケットの多くが10万円を越す値をつけている。
中には40万円近くまで値上がりしているものもあった。
それが、実際に取引されている価格なのか、それとも単なる嫌がらせの結果なのか、
本当のところはボクにはよく分からないけれど、1つだけ確かなのは、
手に入れることがとても困難な状況にあるということだった。



この1ヶ月というもの、ボクは朝目覚めると、まずパソコンに向かった。
夜のうちに、嵐のチケットを譲ってくれる人から連絡がきていないか。
ただそのことを確認するためだけに、ボクは眠い目をこすりながら、
パソコンを立ち上げる。そして、ためいき。ここまでがワンセットだ。




もう諦めてるよ。

ボクは画面に向かってひとりごちてみる。
それでも、状況は何一つ変わることがない。
会社で例の女の顔を見ると思うだけで、憂鬱になった。






そして、運命の火曜日を迎える。

それは、次のモメンタムに掲載するタイアップの打ち合わせをこなし、
席に戻ったときのことだった。





椅子の上に何か置いてある。
それは紙袋に入っていた。





『ガンツか?』

ボクが最初に思いついたのは、漫画の『ガンツ』だった。

先日彼女に借りた『ガンツ』は31巻までしかなかった。
きっとここまでしか出版されていないのだろうと、
自分を納得させようと思ったが、先がどうしても気になる。
もしやと思ってググってみたら、32巻まで出ていることがわかった。



彼女もまだ持ってないんだろうな。



そう思い込もうとしたのだけれど、ボクにはどうしてもできなかった。
なぜなら、彼女の机の上には、伏せるようにして、1冊のガンツが
置いてあったからだ。たぶんあれが32巻であるに違いない。
その疑惑は、ロス疑惑よりも現実味のある疑惑だった。

嵐のチケットを入手しないことには、32巻は借りられない。
いつしか、ボクはそんな強迫観念にかられるようになっていた。


だからこそ、椅子の上に紙袋を見つけたとき、
ボクはとっさに『ガンツ』のことを思い浮かべた。
もしかしたら、恩赦があったのかもしれないと。




しかし、封筒の中身は『ガンツ』ではなかった。



そこにあったのは、なんと嵐のチケット!!





というのならば、どんなに幸せだろう。
そんなことがあるわけがなかった。
それでも、もしかしたらという小さな望みを持って紙袋の中をのぞく。
中にあったのは、もっとすごいものだった。





そう、嵐からのお見舞いである。




そんなバカな、とあなたは思うだろう。
ボクも最初はそう思った。
しかし、その包装紙には、しっかりと嵐からの贈り物である旨が書かれていた。



いたずらだよ。


そんなふうに信じたい気持ちもわかる。
だが、包装紙には伊勢丹の銘が入っている。
いたずらで、こんな恥ずかしいことを一流デパートの人に頼める人が、
この世にいるとはとうてい思えなかった。



嵐もチケットが手に入らないことを、申し訳ないと思っているんだな。
それとも、ボクの病気のことをブログで知ってくれたのか。



そう思うと、ボクの気持ちは少しだけ楽になった。






ボクは会社で騒ぎが起らないように、そのお見舞いの品をそっと鞄にしまった。






夜、自宅に戻り、破れないように包装紙を丁寧にはずす。
最後までチケットが手に入らなかったならば、
この包装紙を彼女に渡して許してもらうよりほかにない。
『ガンツ』32巻を借りるために、ボクにできることはそれだけだった。



さすがに今をときめく嵐のことだけはある。
包装紙の下からは、桐箱に入ったお菓子が出て来た。




イチゴや抹茶の味がついたクッキーが6袋。
おお、抹茶味が松本君かな、イチゴ味は桜井君か、
そんなことを考えながら、ボクは1つ1つを味わった。
嵐は6人組だったけか・・・?




それにしても、1つ不思議なのが、どうやってこの紙袋を
ボクの席まで届けたのかということだ。
袋には宅急便の伝票のたぐいは一切ついていない。
郵送で送られた可能性は限りなくゼロに近かった。
日経エンターテイメントの編集部員に託したのかもしれないけれど、
それならメッセージの1つくらいはあってもいいはず。
いくら顔見知りの品田さんとて、恩も売らずにおいて行くはずがない。
もしかして、嵐のメンバーの誰かが直接?
いや、それこそ大騒ぎになるだろう。



誰がどのようにしてこのお見舞いを届けてくれたのか。
今となってはそれを知る術もなかった。



夏の日の小さなミステリー。



ボクの2011年夏は、こうして静かに幕を閉じるのであった。








さて、こうなったら、嵐にお礼を言わずにはいられない。
となればやはりチケットが必要、ということになりそうだ。
届いたチケットが、席がイマイチなので売りたい!
もっと良い席を買うための資金を作りたい!!
そんな思いに駆かられた方は、ぜひボクまでメッセージをいただきたい。
できれば2枚。よろしくお願いします。



合掌。






このブログは、一部、妄想の世界に身を委ねた部分があります。
けしからんやつだ! と2ちゃんとかで悪口はかかないでね。
こう見えて、ボクはけっこうナイーブなのだ。






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ポートレイト
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パリ 窓
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車窓。












美術館の窓。












街の窓。








明日からというか、今日から、東京国立博物館で
「空海と密教美術展」が開催されますね〜。





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